平成25年11月定例会
平成25年12月5日 (一般質問)
萩原麻夫 (藤新会)
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1.藤枝市の今後の農業振興ビジョンについて
1.藤枝市の今後の農業振興ビジョンについて
現在、農業と農村の取り巻く環境は大きく変化しています。農業については、基本となる安定的な経営が難しい状態になっており、担い手不足にもつながり高齢化も進んでいます。結果、管理できない農地が生れ耕作放棄地へと、繫がっていく悪循環になっています。いわば、負の連鎖というべき状況になり、これを打ち切る事が大きな命題となっています。
さらに、国際社会の動きの中で環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加によりわが国の農業政策は大きな政策転換の時期を迎えております。
こうした中、安倍政権は、成長戦略の柱の一つとして農業の競争力強化を打ち出し「所得倍増」「海外輸出増加」と言った目標が示されました。農林水産省ではコメ価格を維持する生産調整(減反)制度の見直しを正式表明し、農地集約を進める公的機関の設立法案も閣議決定しました。今後国家戦略特区を活用した企業参入などの農業改革が本格化する方向です。
半世紀以上にわたって変わらなかった農政が変革の時代を迎えております。こうした農政の変革は藤枝市にとっても大きな影響が出てくると思います。今後国の動きを注視すると共に、県を初めとした関係団体と連携していく施策が必要と考えます。しかし、それだけではなく、藤枝市として農業・農村施策に関する基本的方針が今後必要になっていくと考えます。このような観点から以下3点を伺います。
農業・農村振興の基本となる「農業振興ビジョン」の策定について
@今後、どの様な考えを持ち、どの様な目標に向かって行くかを示す基本となる「農業振興ビジョン」を示す事が、今必要であると思うが市として策定する考えがあるか伺う。
=@農業振興に関する今後の考え方や取り組みについて
@藤枝市の農業振興全体的としては、今後どの様な方針をもつて取り組んで行こうと現時点考えているか伺う。
A農業の担い手確保・育成について、現状と今後の取り組みはどの様に考えているか伺う。
B茶業振興の推進について、現状と今後の取り組みはどの様に考えているか伺う。
C6次産業化の推進について、現状と今後の取り組みはどの様に考えているか伺う。
D藤枝ブランドの推進について、現状と今後の取り組みはどの様に考えているか伺う。
a@農村振興に関する今後の考え方や取り組みについて
@農村振興全体としては、今後どのような方針を持って取り組んで行こうと現時点考えているか伺う。
A多面的機能の維持・向上が求められているが、その中で特に、農地・水・保全管理の取り組みについて、現状と今後の取り組みはどの様に考えているか伺う。