平成26年 2月定例会
平成26年2月28日 (一般質問)
植田裕明 (藤新会)
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1.瀬戸川中流域の安全と環境保全について
2.選ばれるまち・藤枝の成果と今後の展望について
1.瀬戸川中流域の安全と環境保全について
瀬戸川の流下能力
昨年、日本列島は多くの豪雨にさらされ、各地で河川の氾濫、洪水被害が発生、8月30日からは、気象庁は過去の警報の発表基準をはるかに超える豪雨や大津波等、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合、新たに「特別警報」を設け、運用を始めました。
瀬戸川は勾配が大きく、山間部の雨量が多いと、激しい濁流が生じる川でもあります。瀬戸川の流下能力は、どれほどの雨量に耐えうるものでしょうか。
市内5自治会による清掃作業
去る2月11日、青島第12自治会の呼びかけにより、青島第7、藤枝第1、第2、第3自治会の5団体が勝草橋から金吹橋までの中流域河川敷において、繁茂する草木伐採や清掃作業を行いました。本来、行政が行うべき業務を、市民による自主的な行動で代行したものと考えますが、市当局はこうした動きをどのように評価されますか。
瀬戸川両岸の桜保全
勝草橋から金吹橋のあいだの左岸、金比羅山近辺の右岸は、県内でも屈指の桜の名所であり、本市を代表する美観地区、観光資源と申せましょう。以下2点伺います。
@ 瀬戸川両岸の桜並木の保全に関し、当局のお考えはどのようなものでしょうか。
A 選ばれるまち・藤枝をめざす本市として、シティ・プロモーションの見地から、この桜並木をどう捉えられていますか。
2.選ばれるまち・藤枝の成果と今後の展望について
来訪人口拡大の成果
県内の市の中で人口が増えている本市は、定住人口拡大が確実に進展し、本市の魅力や評価が市外の人たちからも高いことを表しているものと考えております。
一方、来訪人口も着実に増えているものと理解しておりますが、これまでの実績はどのようなものでしょうか。特に、交通インフラの整備向上という観点から、静岡空港、新東名IC開設による影響や成果をどのように評価されていますか。
連携事業について 〜都市間交流、産学官連携等〜
焼津市との連携強化は、公共施設の相互利用や県内では初となる広域消防の実現など、多くの成果があったものと思えます。広域や都市間交流、産業連携はシティ・プロモーションの中でも重要な役割を担うものと理解するところから、以下、連携事業について伺います。
@ 新年度予算案では、島田市も含め、志太3市連携によるシティ・プロモーション、この3市に川根本町を加えた連携観光事業、東海道街道文化創造事業といった広域連携による共同事業も新規に計画されておりますが、この効果とねらいはどのようなものでしょうか。
A 本市には多くの友好都市があり、都市間交流が盛んです。今回、農商工連携の関係から、北海道恵庭市とのあいだで災害時相互応援協定が締結されました。この恵庭市を含め、現在、友好関係にある都市間交流の進展をどうされる予定でしょうか。
B 産学官連携はかねて考えられている分野ですが、「選ばれるまち」の観点からどう捉えられ、今後、どう進展される予定でしょうか。