平成26年 9月定例会
平成26年9月11日 (一般質問)
遠藤久仁雄 (60社中)
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1.「交通安全日本一!」推進のため、危険箇所の点検を
2.小・中学校の教職員の勤務形態の改善
1.「交通安全日本一!」推進のため、危険箇所の点検を
前回の6月議会で質問した「停止線の問題」について、内容を整理確認した上で、関連事項について再度質問いたします。
@市が行う事業と、警察が行う事業とが、区分けされている。市が実施するのは、カ―ブミラ―、ガ―ドレ―ル、交差点内のカラ―舗装、外側線。警察は、道路標識を始め、その他交通規制に関するもの全てを実施する。
A「止まれ」の道路標識がない交差点の、消えかかっている停止線については、現在では、市も警察もこれを引き直すことはできない。
Bこの停止線を引いてもらうには、まず町内会から「要望書」を市経由で警察署に提出する。警察署では、これらの中から、実施する場所を決定し、翌年度に工事を着工する。
C市内の24年度の要望書の提出件数は、99件であった。このうち25年度には、9件が着工された。着工率は、約10%である。なお、前年度も、ほぼ同じような着工率である。
D市としても、交通事故が一件でも減るよう、道路整備をするとともに、警察に対し、今まで以上に要望をしていく。
以上、前回6月議会の結果を基に、以下の3点について、お伺いする。
3年間に遡って、市全体の要望数と着工率をお聞きする。
=@25年度着工の9件の内容はどのようなものか。
a@9件が着工に至るまでには、3年間で何回の申請回数があったのか。
2.小・中学校の教職員の勤務形態の改善
先にOECD(経済協力開発機構)は世界34カ国の中学校を対象に、教員の勤務環境や指導状況を調査し、国際教員指導環境調査の結果を公表した。これによると、1週間の仕事時間は、日本の教員は53.9時間で最高であった(参加国平均38.3時間)。そして、週の授業時間は17.7時間(参加国平均19.3時間)であるが、部活動の指導や事務作業に費やした時間が大きくなっているとの報道であった。この発表が、各新聞に掲載され、テレビでも話題になったが、この報道内容は現在の学校教育に関して、市民の皆様に、たいへん大きな誤解を生じさせ残念に思います。以下、疑問点をお伺いします。
藤枝市の全ての中学校で、教頭を除くフルタイム勤務教員の、週当たりの授業時数は何時間か。また、それは県内の教員の時数と大きな差はあるのか。
=@静岡式35人学級編成を行い、現場の教職員は懸命に頑張っていると思う。しかし、限られた予算・人員の中でのことであり、級外の教員が減ることによって、緊急の事態に対応できないという問題が生じてきた。プラス面、マイナス面を考え、将来のあるべき姿を目指し、改善していっていただきたいがいかがか。
a@県教育委員会の発表によると、正規教諭が免許外の教科を指導する、いわゆる「免許外指導」のケ―スは、昨年度393件にのぼり、年々増加の一途をたどっている。効果的な対策は考えられないのか。