平成26年 9月定例会
平成26年9月11日 (一般質問)
平井登 (60社中)
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1.山間地、丘陵地の『土砂災害対策』を問う
1.山間地、丘陵地の『土砂災害対策』を問う
去る8月20日未明からの激しい集中豪雨により、多数の死者と行方不明者を出した広島市の土砂災害は、本市の山間・丘陵地形とよく似た標高400m前後の山の斜面に幾筋もの爪痕を残し、激甚災害に指定された。
近年の気候変動の影響により局地的な集中豪雨は今後増えて行くと予想されている中、本市の土砂災害対策の現状と広島市の大規模災害を踏まえ、今後の対策について、以下6点をポイントにお尋ねいたします。
ハザードマップに示す「地すべり危険箇所」「地すべり防止区域(指定地)」「急傾斜地崩壊危険箇所」「急傾斜地崩壊危険区域(指定地)」「災害危険区域」等、用語の意味・違いは住民に理解および認識されていると思うか。
=@ハザードマップの更新サイクルと危険箇所の再調査方法はどのようなものか。
a@山間地、丘陵地の自治会・町内会から工事要望された危険箇所(崖地、急傾斜地、渓流、河川堤防等)は何件程あり、その対処方法(判定・予算化・着工実績・未着工箇所の扱い)を伺う。
メ@財政が厳しい状況下、砂防工事・堤防工事・擁壁工事等の計画はどのように立てられているか。
п@土砂災害特別警戒区域の中で移転勧告、移転推進を図らなければならない住宅、集落はどの程度あるか。もしある場合、補助金制度等の支援措置と移転地確保をどのように考えるか。
土砂災害警戒区域の住民に対し、今後どのように災害防止を呼びかけていくか。また、避難勧告の発令基準および伝達方法について改善を図っていくか。