平成26年 9月定例会
平成26年9月11日 (一般質問)
西原明美 (藤新会)
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1.内陸フロンティア推進に関する市の取り組みについて
2.エコノミック・ガーデニングに関する市の取り組みについて
1.内陸フロンティア推進に関する市の取り組みについて
内陸フロンティアは、新東名開通後の県の防災対策と、物流などをはじめとした地域産業の推進を図るため、関係地域の振興ビジョンやプランを集約の上、静岡県が平成24年9月に内閣府に総合特区の指定申請を行い、翌年2月に“ふじのくに”防災減災・地域成長モデル総合特区として、地域活性化特別区域の指定を受けたものである。
この内陸フロンティア特区において、藤枝市は地域産業をベースに着実な産業振興を図るとともに、この地区の土地利用規制の課題も踏まえ、食と農のアンテナエリアとして、地域の資源や特性を活かした農産物直売所や地産地消レストラン、生産型市民農園など、農業・観光振興の集客施設、さらには先端技術開発を駆使した高度情報システム企業の誘致などを柱として、県や国に具体の計画案を示している。しかし、この特区の指定以来、市民にはなかなか具体的な動きや進捗状況が見えて来ないのが実情である。そこで以下伺う。
この特区指定以来、市としてこれまでどのような動きをし、県又は国とはどんな協議が進んでいるか。
=@この地区は都市計画法や農業振興法などの土地利用規制が厳しく、開発については国のハードルがかなり高い事は承知しているが、市としては本地区の開発に向け、今後どのように具体的な動きをする予定か、その方針とスケジュールについて伺う。
2.エコノミック・ガーデニングに関する市の取り組みについて
藤枝市は地域産業振興に関する独自の取り組みとして、地域経済を「庭」、地域の企業を「植物」に例えて、志太地域を土壌として企業間、業界間のアイデアをつなぎ、異業種間の連携や意欲の高い起業家を支援する目的で、4年ほど前からエコノミック・ガーデニング事業に取り組んできた。
これまでの駅南図書館を中心とした事業施策のほか、本年度からは新たに市の直営組織として支援センター「エフドア」を開設し、新規にビジネスを始めたい人へのアドバイスや、経営スキルの向上を目指す人たちの出会いの場の提供、さらには起業・新規ビジネスに関する情報発信などを進め、注目を集めつつある。そこで以下伺う。
これまで取り組んできたエコノミック・ガーデニングの成果はどのようか、また市としてどのように評価しているか伺う。
=@市として今後、エコノミック・ガーデニングをどのように展開し、何を目指していくのか、今後の本事業のビジョンと方針について伺う。
a@そのビジョン・方針を具体に市政の実績・成果にしていくため、今後どのような仕掛けを講じていくのか伺う。