平成26年11月定例会
平成26年12月3日 (一般質問)
石井通春 (日本共産党)
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・生ごみ減量の取組をさらに推進するために
・学校図書司書の専任、専門、正規を求めて
・更なる職員数削減計画は市民サービスを後退させるのでは
標題1.生ごみ減量の取組をさらに推進するために
生ごみの分別収集が今年10月から兵太夫地区でも実施され、10,000世帯を超える取組となった。さらに生ごみの減量を進めていくための提案と、現状の課題克服のために以下質問したい。
・ 本年度より、ビニール袋による収集となり運搬経費が大幅に改善されたが、いくら費用減となったのか。さらなる減量取組の方策が考えられるか。
・ 燃やすごみの4分の1は事業所から発生するゴミが占めている。家庭系ごみ減量に対する積極的な取り組みに対し、事業系ごみ減量についての取組はほぼ事業所任せにとどまっている状況ではないのか。
・ 家庭系燃やすごみの6割は生ごみが占めているが、事業系においても生ごみは相当な量を占めていると思われる。静鉄ストアは、店から出る“野菜くず”や“魚あら”を独自に堆肥化する努力をしている。1企業の努力だけだとリサイクルルートの確立が困難であるなど現状6店舗での取組に限られている。藤枝市も事業所と連携し、事業系生ごみ減量に取り組むべきでは。
標題2.学校図書司書の専任、専門、正規を求めて
6月成立の「学校図書館法」の一部改正において、「学校司書」が法制化された。まだ不十分の点があるが「司書教諭のほか、専ら学校司書を置くように努める」とされており「学校図書館司書」が初めて法律に位置づけられた。
本市では全小中学校に学校図書館司書が配置しているとしているが、実態は2校を1人で担当する兼務であり、非常勤職員である。子供と教師のためにも学校図書館は常に開いていることが望ましく、中核を担う学校図書館司書は専任として、そして責任をもって運営に携わるべく正規化がされてこそ自信をもって「全校配置」と言えるものではないか。
・ 全校で常勤職員が勤務する岡山市の市立小学校の年間平均の貸し出し冊数は83.8冊。司書が専任でない岡山市外の岡山県内小学校は年間40冊程度。司書がいる図書館ほど冊数が多い。この状況を市はどう認識しているか。また市の貸出冊数の実態はどうであるか。
・ 現在の司書は、一人で2校を兼任し2校分の事務作業、貸し出し冊数を増やすための運営などをしなければならない。専任にすれば解消されることであり、専任として配置していくべきではないか。
・ 学校図書館司書は10時から14時のパート勤務、その為図書館で司書が生徒に対応できるのが昼休みの25分間。子供が授業の資料を図書館で探す「調べ学習」も司書がいる時しか利用できない。教師にとっても学校図書館は授業に使う資料を揃える場として重要であり、常時開館のためにも常勤(正規化)を図るべきではないか。
標題3.更なる職員数削減計画は市民サービスを後退させるのでは
・ 職員削減計画である新定員適正化計画は策定すべきではないのでは。