平成26年11月定例会
平成26年12月3日 (一般質問)
遠藤久仁雄 (60社中)
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・「文化の薫る町藤枝!」の復活を目指して
(藤枝市のアイデンティティーは何かを伺う)
・小・中学校の特別支援教育に従事する教員の現況について
標題1.「文化の薫る町藤枝!」の復活を目指して(藤枝市のアイデンティティーは何かを伺う)
かつて藤枝は「文化都市」と言われていました。
農村地帯を中心として、旧東海道に沿った町並みは、歴史や文化を感じさせる趣のあるものでした。1960年代から始まった急激な社会変化に伴い、町の姿も大きく変貌を遂げました。その後、人口も増加し開発も進み、現在に至っています。藤枝市の特長を生かしたまちづくりを行うため、歴史や観光に関わる事項について質問をさせていただきます。
・ 新東名高速道路が開通し、藤枝・岡部インターが開設されたことにより、当市へのアクセスが便利になり多くの来訪者が期待されましたが、その後何か変化が感じられたでしょうか。特に、市の大きな行事である「桜まつり」と「大龍勢」に絞って、来客者の増加があったのか伺います。
・ 開発が進む中、歴史的・文化的に価値あるものを、後世(100年後の将来)に残しておきたいという考えはあるか、伺います。
標題2.小・中学校の特別支援教育に従事する教員の現況について
前回(9月議会)の質問を続けます。前回の質疑での確認事項を以下にまとめます。
@OECD(経済協力開発機構)により世界34ヶ国を対象に行われた「中学校教員の勤務環境や指導状況調査」の結果、仕事時間は日本の教員が最高で、53.9時間であった。藤枝市の教員も、ほぼこれと同じような状況の中で、勤務に従事している。
A静岡式35人学級の実施で学級数が増え、これに伴い級外の教員が減り、児童生徒への指導に苦慮している。(小・中学校ともに)
B学級数の増加に伴い、教科の授業時間数が増え、「免許外指導」が年々増加している。
C特別支援教育に従事する教員の中にも、特別支援の免許状を有しない教員が数多く見られる。そのため経験の浅い教員には、県と市で各種の研修を行っている。(小・中学校ともに)
D特別支援の免許状を有する者の採用を増やし、一方で特別支援学校との教員の交流を積極的に図るよう、県教育委員会に働きかける。(小・中学校ともに)
E将来、市内の全小・中学校に「特別支援学級」を設置したい。
以上の確認事項を踏まえ、今回、以下の点について、質問します。
・ 市内小・中学校の特別支援学級で働く教員(特別支援学校からの交流教員は除く)は何人いるのか。また、その中で本免許状を所有している教員の割合は如何か。
・ 特別支援教育に従事している教員の年齢層は如何か。年代別に、人数を報告されたい(20代、30代、40代、50代)。
・ 特別支援教育の経験年数5年以下の教員はどのくらいいるのか。経験年数とその人数を報告されたい。
・ 新人教員には、年間どの程度の研修が行われているのか。