平成27年 2月定例会
平成27年3月2日 (一般質問)
鈴木岳幸 (市民クラブ)
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・静岡県と藤枝市の合計特殊出生率の数値とその関連項目について
・終戦70周年を迎える本年度以降の、藤枝市における非核平和への取組みについて
標題1.静岡県と藤枝市の合計特殊出生率の数値とその関連項目について
人口減少問題が大きな社会問題となっている昨今でありますが、特にわが静岡県は、平成25年の人口減少数が、北海道に次いで全国ワースト2位となり、ピーク時からの人口減少は約10万人にも上るという、非常に危機的な状況を迎えています。そこで、県では対策の一つとして、今月2日、子育てに関する施策方針「ふじさんっこ応援プラン」を策定しました。その中では平成25年に『1.53』であった合計特殊出生率を、29年に『2』を目指すということが明記されています。
合計特殊出生率は、人口問題に対して、大変大きな要因となるものでありますから、この数値に関連して、以下お尋ねします。
(1) 人口減少に歯止めをかけるためには、合計特殊出生率の数値は高い値が求められます。自然動態で人口を維持するためには、『2.07』という数値が必要であるといわれています。
そこで、県がこの『2』という数値目標を明記したことについてどのように考えるか、伺います。
(2) 昨年の9月議会の当局の答弁によると、藤枝市における平成25年の合計特殊出生率は『1.47』ということで近年は増加傾向にあるとのことでした。当然、今後も出生率の更なるアップを目指しているものと思われますが、現在その数値目標はどのくらいの値を考えているのか、また県のようにその数値を明示していく予定はあるのか、伺います。
(3) 藤枝市は、ここ数年連続して人口が増加している、県内では唯一の市でありながら、合計特殊出生率が県全体の数値よりも低いという状態にあります。この現状に対してどのように考えるか、またその対策はどのように講じていくか、伺います。
標題2.終戦70周年を迎える本年度以降の藤枝市における非核平和への取組みについて
本年は、終戦から70周年を迎える記念の年であります。今後、世界各地で様々に、平和に関する取り組みが行われることと思われます。
しかし、世界情勢を見てみると、真に平和への取り組みにむけて全ての人たちが向かっているとは言いがたい面も見受けられます。
藤枝市も非核平和都市宣言を行ってから28年が経ち、様々な取り組みを行ってきてはおりますが、市民に一番近い立場である基礎自治体であるからこそ、あらためて非核平和への強い発信力が必要なのではないかと感じています。
そこで、以下の点についてお尋ねします。
(1) 終戦70周年をむかえる平成27年度の、本市における非核平和についての取り組みはどのような事を考えているか、伺います。
(2) 総合運動公園にて、非核平和ゾーンが整備されておりますが、現在そのゾーンはどのように使用されているか、また今後はどのように使用されていくのか、伺います。
(3) 2年後には非核平和都市宣言30周年を迎えます。新年度以降、30周年にむけて、非核平和をさらに推進していただくのが理想であると考えますが、今後、本市において、非核平和運動をどのように推進していくか、伺います。