平成27年 2月定例会
平成27年3月3日 (一般質問)
山本信行 (公明党)
録画を再生
・障害者差別解消法の施行に向けた取り組みについて
・市の情報発信について
標題1.障害者差別解消法の施行に向けた取り組みについて
昨年1月、障害者権利条約が発効されましたが、その周辺法整備として「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」いわゆる「障害者差別解消法」の施行が1年後の平成28年4月に迫ってきています。
「障害者差別解消法」は、すべての国民が、障がいの有無によって分け隔てられることが無く、相互に尊重し合いながら共生する社会の実現を目指すものです。
そこで、障がい者が感じる差別の解消について関連する3点について質問いたします。
(1) 耳の不自由な方への支援のあり方について
@本市では耳の不自由な方の意思疎通を支援する「伝えてカード」というものを作成していますが、使用方法について伺います。
Aこのカードは、いつ、どのくらい作成され、何処に配布されているか伺います。
(2) 「障害者差別解消法」の施行に向けた準備について
@市として法の施行に向け、今後、どのようなスケジュールで取り組んで行かれるか伺います。
(3) 「共生社会」の実現に向けた取り組みについて
@藤枝市の目指す「共生社会」とはどのようなものと考えるか伺います。
A2年目の終了を迎える「共生社会普及啓発事業」に対し、どのように評価されているか伺います。
標題2.市の情報発信について
少子高齢化が進み、「地方創生」が叫ばれ、本県でも全ての自治体でホームページが開設され、どの市町もフェイスブックやツイッターなどを取り入れるなか、本市では、平成27年度予算でホームページのリニューアルや、静岡産業大学との共同で「ごみ分別アプリ」が開発される予定と伺いました。
ICT化が急速に進み、議会でもICT化が取り上げられ、3月には市役所と郷土博物館等で「公衆無線LANサービス」が提供されるなど、情報インフラ整備が進んでおります。
総務省の発表によればスマートフォンやタブレットの普及により、ICT利活用が広まるにつれ、高齢者のICTに対する考え方や利用状況にも増加傾向が見られるなか、本市、ふじえだの魅力や様々な施策等、市民への情報提供が進まず、特に若い世代への情報発信の取り組みが遅れているように感じます。
藤枝市の今後の情報発信のあり方について1点伺います。
(1) 若者への情報発信の取り組みについて現状を伺います。