平成27年 9月定例会
平成27年9月14日 (一般質問)
遠藤久仁雄 (60社中)
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(1) 市民の手による文化活動への取り組みについて
(2) 非核平和推進事業等の取り組みについて
(3) 市郷土博物館の運営状況と今後の展望について
標題1.市民の手による文化活動への取り組みについて
前回6月の定例議会で、藤枝市民会館の利用状況について質問をさせていただきました。特に市民の皆様には、これまで以上に親しみを持ってもらい、利用しやすい施設となるよう、工夫改善を図っていきたいとのことでした。そんな中で、8月23日(日)に「サマーバンドフェスティバル・イン藤枝」が開催されました。このイベントは、昨年行政側から、市民会館を使用する企画の募集があり、それに応え藤枝を盛り上げようと市民が立ち上がったものです。実行委員会形式で、企画・運営等の全てを市民の力で行いました。
このように、これからは市民参加により活性化が図られ、また市民ならではの感覚が生かされるのではないかと考えます。市民が進んで行政に参加することにより、市民との結びつきと関心が高まり、結果として市民に満足のいく活動が増え、生き生きとした「まちづくり」につながるものと期待されます。そこで以下の2点について質問をします。
(1) 行政サイドからの「サマーバンドフェスティバル・イン藤枝」の手ごたえと、今後の市民参加についての展望を伺う。
(2) 岡部宿「大旅籠柏屋(おおはたごかしばや)」の活性化とまちの賑わいづくりのため、市民参加についての考えがあるか伺う。
標題2.非核平和推進事業等の取り組みについて
非核平和推進事業については、毎年市民等が一部の公民館等を使って行う平和推進事業に対し、補助金を交付している。また、広島市平和記念式典に中学生を派遣し、8月15日の藤枝市戦没者追悼・平和祈念式典において、その体験・感想を発表している。昨年度は特に静清高校で非核平和講演会を開催している。
このような取り組みを行っているが、市は非核平和推進事業について、どのように評価をされているのか伺う。
標題3.市郷土博物館の運営状況と今後の展望について
市郷土博物館への見学者は、増加傾向にあるとうかがっている。この博物館が、市民にとって有効で価値あるものとして、今後もあり続けてほしいと願います。
そこで、以下2点について、質問をします。
(1) 年間何回か行われている企画展の選定は、どのようにして決められているのか。また、常設展の見直しを考えているか。
(2) これまでを振りかえった時に、市内にはこれから残していきたい物が数多くあると思われる。これに関する保存の取り組みが、今後行われる予定か伺う。