平成27年11月定例会
平成27年12月2日 (一般質問)
小林和彦 (藤新会)
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(1) 減災対策に向けての課題について
標題1.減災対策に向けての課題について
(1) 防災訓練等について
@8月30日(日)に予定されていた県総合防災訓練は、悪天候の為中止になりましたが、災害はあらゆる状況の中で発生する訳で、より実状に沿った訓練の必要性をどのように考えるか伺います。
A現在、地域における自主防災活動の格差、高齢化、防災訓練のマンネリ化が指摘されておりますが、何が原因だとお考えか伺います。
B災害時の情報伝達手段の多様化に向けて、同胞無線は気象条件によって聞こえにくい場合もあると思うので、災害時の情報伝達手段の構築を図る上で、現行でもキックオフメ−ルなどもありますが、自治会町内会(防災組織)との緊急情報伝達の手段として新たに防災メ−ルなどの緊急伝達体制の構築を考えているか伺います。
C現在、各小中学校が指定避難場所に指定されており、体育館や校舎が避難場所になると思いますが、体育館の収容人数を何人位に想定され、避難される人数が確保されていると考えるか伺います。
D地震が発生すると、電気水道は停止し、たとえ住居は大丈夫でも、水洗トイレは使用不能となり、仮設トイレの対応は必要不可欠だと思いますが、その対策について伺います。
E12月6日に行われる地域防災訓練では、動物保護協会の参加のもと、被災動物同行訓練をされるとのことですが、具体的な内容について伺います。
(2) 本市の消防団の現状について
@藤枝市消防団の消防団員の定数と団員数、充足率、一人の団員が長期間(年)活動される事についての所見を伺います。
A就業形態の変化などにより、消防団員の8割が被雇用者、いわゆるサラリ−マン団員ということで、非常時に活動できる団員確保が急務だと思いますが、緊急時にどの程度の団員の招集が可能だと考えているか伺います。
B地域防災力強化法の施行から2年、消防団の機能を時間帯や地域で切り分ける「機能別消防団」の設置など、当市は団員確保の為にどのような対策を講じているか、藤枝市消防団条例の資格規定について伺います。
(3) 中学生、高校生の防災教育について
@当市では高校生や中学生に対する防災教育はされているとの事だが、他市でも防災講座などを開催されているとの話しも聞きますが、災害時に何ができて、何ができないのかを充分把握して、又自主防災組織との連携を視野に入れた訓練はどの程度されているのか伺います。
(4) 住宅の耐震の取り組みについて
@現在藤枝市内に昭和56年以前に建てられた補強を必要とする家屋は何戸あり、耐震診断を受けた戸数及び耐震工事を実施された戸数は何件あるのか、又、耐震工事が進まない中で、当市では耐震シェルタ−や防災ベッドの設置助成を設けましたが、それに繋げていく対策と今後の課題について伺います。
A当市では、市内の空き家を活用し、移住・定住を促進する目的で、子育てファミリー移住促進事業を設けましたが、この事業には、「移転事業」と「建物改修事業」とがありますが、「建物改修事業」は建物の耐震補強にも利用できるのか、又、空き家の耐震性は大丈夫なのか伺います。