平成27年11月定例会
平成27年12月3日 (一般質問)
岡村好男 (市民クラブ)
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(1) 北村市政2期8年の総括と今後の市政経営について
標題1.北村市政2期8年の総括と今後の市政経営について
早いもので、本年度は北村市政がスタートして8年目、2期目の最終年度となります。この8年間、本市は北村市長の強力なリーダーシップとバランス感のある市政運営によりまして、県内でも類を見ない大きな発展を遂げ、街も日々その姿が大きく変わりました。
市民の皆さんの暮らしに密着した「健康」、「教育」、「環境」、そして「危機管理」のいわゆる「4つのK」の重点施策も着実に進められたことから、名実ともに、市長が2期目のマニフェストに掲げられました「選ばれるまち」づくりが実現しました。
私も9月議会の一般質問で話題を出しましたが、住宅着工件数は2年連続で県内上位となっておりまして、また県内他市が既に人口減少に転じる中、本市は6年連続で人口が増加し続けております。こうしたことから、今や県内、全国から注目される都市となったと言っても過言ではありません。
(1) 北村市政2期8年の総括について伺います。
@北村市長が平成20年6月に、本市市長に就任されてから、約7年半が経過をいたしました。焼津市との合併協議が破談となったころ、また市立総合病院が保険医療機関指定取り消しになり、大きな話題となった時も、「藤枝市の財政は本当に大丈夫なのか?」と多くの市民の皆さんが心配されたと思いますが、市長着任後から今日までの市、そして市立総合病院の財政基盤、経営基盤の安定、健全化の改善について具体的に伺います。
A北村市長は2期目の就任時に、「未来につなげる5つの施策」、全部で100件の具体的な取り組みを掲げられ、その実現を皆さんに約束されました。ここでは「いのちと子供を未来につなげる」中でいわゆる4つのKの中で一段と関心の高い「健康」・「教育」のそれぞれの実績と評価について伺います。
B人口減少社会、少子高齢化社会の中で、今後の5年間で本市を更に飛躍させ、人の流れを呼び込み、真に「選ばれるまち」を目指す、「創生総合戦略」は、北村市長が先頭に立って策定されましたが、どのような思いを込められているか伺います。
Cご存じの通り県内では初めて焼津市との消防救急の広域化を実現し志太消防本部の設置、懸案でありますクリーンセンターの整備も確実に前進させています。そうした中で現在は、北村市長が主導して浜岡原発から30キロ圏内の7市町との安全協定作りに奔走していることを伺っております。そこでお聞きしますが、現在の進捗状況について伺います。
(2) 今後の市政経営と決意表明を伺います。
今、本市は、第5次総合計画の後期5ヶ年計画が28年度からのスタート、内陸フロンティアによる雇用の創出や人口減少対策、また来年3月の現東名のスマートインターチェンジの開通、藤枝駅周辺の再開発による都市機能の集積、国道一号線バイパスの4車線化、さらには周辺市町との新たな広域都市圏づくり等々、様々な課題があるとともに、藤枝市が更にもう一段上がる大きなチャンスが到来している時であります。
こうした言わば大きな変革期を前にして、引き続き市政のかじ取りを、そして私たちの愛する「藤枝市」の更なる発展をお願いし、北村市長の3期目に向けての応援する立場から、今後の市政経営を含めて決意の表明を伺います。