平成28年 2月定例会
平成28年2月29日 (代表質問)
岡村好男 (市民クラブ)
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(1) 平成28年度予算と職員の人財育成方針について
(2) 危機管理体制の強化について
(3) 藤枝市立総合病院のさらなる拠点化への取り組みについて
(4) 生活困窮者支援対策について
(5) 子ども子育て支援について
(6) 本市の道路整備プログラムについて
(7) クリーンセンター建設に向けて
標題1.平成28年度予算と職員の人財育成方針について
(1) 平成28年度予算と財政の健全化について
今議会に上程された平成28年度の当初予算は、藤枝市政過去最大の積極的な予算規模で、476億8,000万円であり、前年度に比べ9億円の増で、1.9%の伸びとなっております。また、平成20年度の決算で1,033億円あった市債残高が平成28年度見込みでは、796億円となり、この8年間において、全会計合計で約238億円も減少させています。
一方、市が特定の目的で行う預金ではなく、不測の事態への備えとしての預金、財政調整基金の残高は、この8年間で32億円増の64億6,000万円を積み立てる見込みであります。これらの財政運営は、市民にとって大変喜ばしいことであり、私自身も評価をするものですが、この水準を具体的にどう評価しているのか、併せて市債残高の最終ラインをどれぐらいに考えているのか伺います。
(2) 職員の人財育成方針について
藤枝市の行政経営にあたっては、職員を市の財産と考え、市民のためにいきいき働く職員の育成に重点を置いています。公表された平成28年度戦略方針には、「日本一の職員づくり」を目指した人財育成体制を推進していくとありますが、そのためには、計画的あるいは具体的な人財育成施策が必要となると考えますが、今後、どのように取り組んでいくのか伺います。
(3) ワーク・ライフ・バランスについて
職員の仕事と家庭・私生活との両面を充実したものにし、公務能率を向上させることで、より質の高い行政サービスを提供していくためには、ワーク・ライフ・バランスの取り組みを一層、進める必要がありますが具体的な取り組みについて伺います。
標題2.危機管理体制の強化について
(1) 危機管理センターについて
南海トラフ地震や風水害、原子力安全対策など各種危機事案が顕在化するなか、迅速・的確に対応できる実効性の高い危機管理体制が求められている。平成28年度から危機管理センターの設置がされるが、平常時、災害時にどのような事案に取り組んでいくのか機能や位置づけについて伺います。
(2) 水害対策について
異常気象による被害を未然に防ぐため、どのような体制で市民に情報を発信し、避難を呼びかけるのか、安心できる体制づくりとしての組織対応と主な水害対策事業について伺います。
標題3.藤枝市立総合病院のさらなる拠点化への取り組みについて
(1) 市立総合病院の経営健全化について
藤枝市立総合病院においては、平成21年度から様々な経営改善に取り組み、ここにきて病院会計は2年連続して黒字となるなど、その経営努力について多くの市民の皆さんは評価しているものと思います。
しかしながら、平成28年度は、診療報酬のマイナス改定がされるなど、経営環境はかなり厳しくなるものと予測され、病院会計の健全化に向け、重要な年となると考えるが、経営健全化に向けた対応を伺います。
(2) 市立総合病院の診療体制について
診療体制の更なる充実は、何といっても、医師・看護師体制の充実にあると思います。特に、医師の招聘については、地方病院においては、大変厳しい状況の中で、人数はV字回復と望ましい状況にありますが、平成28年度の医師・看護師体制について、また、中期的な観点で医師と看護師の数をどこまで増やしていくのか伺います。
(3) 急性期病院に向けた対応について
今後、更なる急性期病院としての充実をめざすこと、更に、志太榛原地域では初となる、救命救急センターいわゆる3次救急の指定に向けた動きがあるなかで、救急体制として地域の病院との連携について伺います。
標題4.生活困窮者支援対策について
(1) 「自立生活サポートセンター」の相談・支援実績及び現状分析について
特にニート引きこもりなどの若年離職者の親世代の亡き後を考えると将来、福祉政策(生活保護)に頼る可能性のある若者の相談・支援状況について伺います。併せて連携体制としてニートや引きこもりを労働者(納税者)としていくための施策として各部署の連携が必要であると考えるがニートや引きこもりのなどの若者の自立を支援するための「子ども・若者支援地域協議会」の設置の必要性について伺います。
(2) 子どもの貧困対策について
本市では高校進学を目指した「学習チャレンジ支援事業」を実施しておりその取り組みは評価するところです。しかし利用者が少ないのが実態であり、もっと活用すべきと考えます。例えば「ひとり親世帯」へ周知するなど活用拡大等の方策について伺います。
(3) 「フードバンク」について
藤枝市の生活困窮者に対する食糧支援の状況について伺います。報道にもありますように藤枝市は、本年度よりフードバンクの寄付活動である「フードドライブ」に協力していますが、その状況について伺います。また、その状況を踏まえて今後の「フードバンク」への協力体制について伺います。
標題5.子ども子育て支援について
(1) スマイル21プランにおいて、平成28年度には、認可保育所を1件、地域型保育所を3件増設するとありますが、新年度の予算の中でどのように推進していこうとされているのか伺います。併せてこども園の創設や幼稚園の対応について伺います。
(2) 経済的に夫婦共働きが当たり前になっている現在、まだまだ潜在的な待機があると言われる放課後児童クラブについて、市長のこれまでの所信の中で語られた、小学校6年生までの利用について、新年度予算の中でどのように考え進められるか伺います。
(3) 国の方針転換により臨時交付金の廃止など子育てに必要な助成が減らされています。そうした中、新年度予算案では、中学生までの医療助成が償還払いから現物給付に代えられました。しかし近隣他市では、更に無料化の流れが起こっています。今後この制度をどこまで進められるか、併せて、その他の継続的な子育て支援策をどのように考えているのか伺います。
標題6.本市の道路整備プログラムについて
(1) スマートインターチェンジの受け皿となる志太中央幹線、具体的には藤枝大井川線から本町大東町線、小川島田幹線の焼津市から本町大東町線までの、現況の進捗と今後の整備計画をどう捉えているか伺います。
(2) 交通渋滞を解消する策として、大井川方面からきている志太中央幹線の計画にある、栃山川に橋を架けることによって市内に向かっての交通渋滞はさけられることは必須と思うが、緊急策として道路プログラムの、短期着手路線に組み入れることはできないのか伺う。
(3) 南部地区における交通安全にかかわる通学路、歩道の整備、交通安全施設等々、自治会町内会要望についての整備率はどうか伺う。
標題7.クリーンセンター建設に向けて
(1) 環境影響評価に着手してから現在までの進捗について、地元対応を含めどのように評価しているか伺います。
(2) 稼働までの今後の事業の流れと取組むべき課題を伺います。
(3) 平成28年度の取り組み方針について伺います。