平成28年 2月定例会
平成28年3月1日 (一般質問)
山本信行 (公明党)
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(1) 学校での事故について
(2) 国土強靭化地域計画の策定について
(3) 地域包括ケアシステムの構築について
標題1.学校での事故について
報道によれば、学校での運動会の花形種目である「組み体操」の規制に踏み切る自治体が相次ぎ、骨折などに繋がる重大事故が減らないとして「文部科学省」では年内にも方針を示す方向にある。記事によれば、毎年のように事故が相次ぎ、平成27年度は小中学校の組み体操による医療費受給件数は「骨折・ねんざ・打撲・その他」合わせて8,592件に上ると報道されている。本市の学校での事故について伺う。
(1) 本市の小中学校内の授業および課外授業における怪我の現状と動向をどのように把握しているか伺う。
(2) 中学校の武道必修化も行われており、頭頚部外傷(鞭打ち)・外傷性脳損傷(脳しんとう)などをどのように認識されているのか教育委員会の見解を伺う。
標題2.国土強靭化地域計画の策定について
東日本大震災の教訓を機に、公布・施行された「国土強靭化基本法」では、今後どのような災害等が起こっても、被害の大きさ自体を小さくすることが期待できるため、現在、全国で10市町が計画され、平成28年2月8日現在 焼津市・掛川市・小山町などを含む、24市町村で検討・策定中であり、静岡県においても平成27年4月に策定されている。
(1) 今後、本市としてどのように取り組んでいくのか、推進本部の設置を含め見解を伺う。
標題3.地域包括ケアシステムの構築について
厚生労働省においては、2025年(平成37年)までに、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制「地域包括ケアシステム」の構築を示している。藤枝らしい「地域包括ケアシステム」について伺う。
(1) 「地域包括ケア推進室」を「地域包括ケア推進課」に改編し1名を増員する予定となっている。「地域包括ケアシステム」構築に向けた現在の取り組み状況を伺う。
(2) 医療・介護との連携や「在宅医療コーディネーター」推進の進捗状況を伺う。
(3) 認知症患者数や介護の需要予測など日常圏内での様々な課題や地域資源などをしっかりと把握していくことが重要と考えるが、どのように進めていかれるか伺う。
(4) 現在7箇所で開設されている「安心すこやかセンター」の人材の育成と確保、組織強化など、どのように進めていかれるか伺う。