平成28年 6月定例会
平成28年7月6日 (一般質問)
油井和行 (藤新会)
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(1) 中心市街地活性化の今後について
(2) 街道・文化の保存・保護と観光施策について
標題1.中心市街地活性化の今後について
中心市街地活性化基本計画も2期目、始めてから9年となります。駅南北・青木地区は区画整理事業も済み、街並みや道路も整備されて、藤枝市の玄関口として素晴らしい区域であるといえます。特に、駅南口は3月にグランドオープンした「ホテル オーレ」の人気は高く、来訪客の誘致に一役買っています。しかし、アピタ藤枝店の閉店、BiViの空きスペース等マイナス要因は解消されていません。
中心市街地活性化計画の今後の取り組みとコンパクトシティについて以下伺います。
(1) 駅南口の再整備・活性化について
冬の風物詩「イルミネーション」は他の何処の街よりも煌びやかであり、国際観光ホテル・大手デパートの支店も出来、駅南ロータリーは志太地域のどこにもない景観を誇っているが、アピタの撤退、BiVi1階の空きスペースなど、中心市街地活性化に逆行していると思うが、ここに関する認識を伺います。
(2) 駅北口再開発による今後について
現在、駅前一丁目8街区再開発事業が進んでいます。医療・高齢者・子育て支援については新たに充実することが期待できますが、コンパクトシティの観点から今後の駅周辺に必要なハード・ソフトについてどの様にお考えか伺います。
標題2.街道・文化の保存・保護と観光施策について
本年は「藤枝大祭り」と「朝比奈大龍勢」が行われる年であり、多くの観光客が訪れます。本市の宝である街道・文化を守り活用することにより、歴史・伝統・文化を行政と市民の手により後世へ受け継がれて行くものと思います。しかし宝である街道・文化が、人手不足、資金不足により開催・運営が危ぶまれるものも今後出てくることが懸念されます。
そこで、特色ある街道・文化や伝統芸能・伝統文化の保護にどの様に取り組んでいるのか、また観光施策と結び付けて誘客と保存・保護について以下伺います。
(1) 「藤枝大祭り」を街道・文化、観光施策の観点からどの様にとらえているか伺います。
(2) 「高根白山神社古代神楽」は、姉妹都市提携の「白山市」とも繋がりがあり静岡県指定無形民俗文化財としても有名です。地元の保存会により継承されていますが、高齢化して行くなかで市はどの様にお考えか伺います。
(3) 旧東海道沿いは街道・文化に恵まれていますが、東海道沿いではない地区にも宝が眠っているのではないでしょうか。地元では親しまれているがあまり有名で無いなどの、知られざる宝を新たな地域資源として活用する考えはあるか伺います。