平成28年 9月定例会
平成28年9月12日 (一般質問)
天野正孝 (市民クラブ)
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(1) 安全安心なまちづくりに向けた施策展開について
(2) 地域再生法に基づく地域再生計画に位置付けられた事業展開について
標題1.安全安心なまちづくりに向けた施策展開について
本年2月議会でも質問させていただきましたが、原子力災害に対しては、原子力資機材や安定ヨウ素剤、住民啓発用品等を整備し、原子力対策の充実を図っているとのお答えでした。また、避難路の確保については、道路整備プログラムや橋梁長寿命化計画等の作成時には、都市建設部門と連携し、災害の未然防止対策の強化に取り組んでいるとの答弁がありました。しかし、災害発生時には、地震対策であれ、水害対策であれ、市全体として対応していかなければなりません。なおかつ、その前に、ご近所の力、各地域の自主防災会の力も促進していかなければなりません。そこで、市内部の情報の集約と対応、自主防災会への支援施策展開等について、以下2点お尋ねします。
(1) 危機管理体制としては、都市建設部門との連携もさることながら産業振興部門や教育部門、病院などの医療部門との連携も必要です。一般質問した2月以降、その点についてどのように連携を図ってきたか伺います。
(2) 市の自主防災会議や各地域の自主防災会への働きかけや支援がどうなっているのか今後の計画も含めて伺います。
標題2.地域再生法に基づく地域再生計画に位置付けられた事業展開について
ICTの活用促進とIT企業誘致による若者や主婦層の雇用環境を拡大する目的を評価しつつも、「ICT・ロボットプログラミング教育」の推進・クラウドソーシング導入体制構築・地元企業ICT導入啓発事業などをどのように展開されていくのかがわかりません。また、今後の追加申請の中で、島田市との連携事業とすることで、計画期間が3年から5年に延長可能となり、交付金を最大限活用できると説明がありましたが、果たして十分な連携事業となるのか不安です。併せて、地域再生法に基づく地域再生計画に位置付けられた地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)について、藤枝なでしこアカデミー(育成・普及)・藤枝型サッカー環境づくり(雇用創出)・サッカーのまち藤枝プロモーション事業(発信) などについては、元祖サッカーのまちとして市のブランド化を推進する重要な資源になることを期待します。しかしながら、今後の追加申請として、女性の起業・創業支援事業の展開をするという事に関しては、市全体としてその事業の展開には熟慮が必要ではないでしょうか。現在の藤枝市での現状を踏まえ、これら地域再生法に基づく地域再生計画に位置付けられた事業展開について、以下3点お尋ねします。
(1) ICTで人の流れを呼び込む教育・産業づくり推進プロジェクトの今後の計画と実施に向けた連携・展開について伺います。
(2) 女性の起業・創業支援事業に向けた市内部の連携と市民への広報の仕方、今後の事業計画と展開について伺います。
(3) ICTの活用促進とIT企業誘致による若者や主婦層の雇用環境の拡大や女性の起業・創業支援事業以外にも農業振興やアレルギー給食対策など、原資不足の為実施できない教育・産業関係の事業があるのではないでしょうか?今後、様々な先進的な発想によって地域再生法もしくはそれに類する国の施策にのって展開しうる事業があるのか、そうした施策を研究しているのか伺います。