平成28年 9月定例会
平成28年9月13日 (一般質問)
鈴木岳幸 (市民クラブ)
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(1) 障がい者施設の運営、安全体制について
(2) 友好都市等との連携強化について
標題1.障がい者施設の運営、安全体制について
本年7月末に相模原市の障がい者支援施設で、日本全国のみならず、世界中を震撼させた凶悪な事件が起こりました。この事件の真相究明はまだこれからのことでありますが、容疑者は元職員でありながら、在職当時から、障がい者差別の言動を繰り返していたということで、差別的な思想の持ち主であったとも報道されております。
障がい者を取り巻く状況は、少しずつではありますが、良くなってきております。ハード面もソフト面も関連する事案は徐々に整備され、国政においても、平成25年に「障害者総合支援法」が、本年・平成28年からは「障害者差別解消法」も施行され、今後さらに障がい者の生活の質が向上していくであろうと考えておりました。
そのような中で、このような事件が起こってしまったことは、まだまだ障がいに対する無理解と偏見があることを感じさせます。障がい者施設とその関係者は、理解を得るために、地域に開かれた明るい施設であると同時に、しっかりとした安全体制も整えていかねばならず、その負担も大きなものになると予想されます。以上をふまえ、以下の点についてお伺いします。
(1) 本市における、障がい者施設の安全体制は、充分にできているか、想定を覆すような事件事故に対する対応は、どう行っていくか伺います。
(2) 障がい者施設の運営については、地域との連携・協力が不可欠であると考えますが、その連携・協力のためにどのような事を行っているか、今後さらに強化するためにはどのようにしていくか、伺います。
(3) 様々な年代に対して、障がいの理解に対する活動はどのように行っているか、伺います。
標題2.友好都市等との連携強化について
現在、藤枝市は、オーストラリアのペンリス市、大韓民国の楊州市と、姉妹都市、友好都市の提携を行っており、国際的に友好を深めております。
国内においても、石川県白山市、岐阜県恵那市、福岡県福岡市、埼玉県深谷市、沖縄県宮古島市、北海道恵庭市と提携して、様々な交流を行っております。
多くの都市と交流を行うことは、文化、スポーツ、経済、教育等々、様々な分野に好影響があるものであり、今後も大いに推進していくべきものであると考えます。
そこで、以下の点についてお尋ねします。
(1) 友好都市等との交流活動に補助を行っているが、効果のほどはいかがか、伺います。
(2) 友好都市等の物産や情報をPRするためのアンテナショップのようなものを、常設で開設することはできないか、伺います。
(3) 今後、さらに友好都市等を増やしていく考えはあるか、伺います。