平成28年 9月定例会
平成28年9月13日 (一般質問)
遠藤孝 (藤新会)
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(1) 地方創生推進事業について
(2) 稼ぐ観光事業について
標題1.地方創生推進事業について
藤枝市のICT(情報通信技術)活用事業「ICTで人の流れを呼び込む教育・産業づくり推進プロジェクト」が、政府からこの度、認定の内示を受けた。
地方創生のモデルとなる「特徴的な取り組み事例」にも県内で唯一選ばれたことは大変素晴らしく、ICT活用事業が大変評価されたものと理解します。
このICT活用事業は2018年度までの3年計画「総事業費1億400万円」で、認定によって半額以上を国の補助金で補うことになります。
そこで具体的な取り組みについて、4点伺います。
(1) 「ICT・ロボットプログラミング教育」について、今後、民間企業や大学との連携をどのように図るのか?具体的な推進策を伺う。
(2) 中小企業の技術補完の仕組みとして、インターネットを介して企業と個人間で仕事を受発注できる仕組み「クラウドソーシング」を導入されると伺った。専門性の高い事業であることから、今後の「技術指導員」の確保と、中小企業事業者への説明会等、「クラウドソーシング」の具体的な取り組み手段を伺う。
(3) 地元企業ICT導入啓発事業などの導入体制の構築に向けての環境づくりやICTを活用したエコノミックガーデニングの取り組みについて、経済活動の情報収集力に優れた金融機関との連携を図りつつ、持続的成長に向けての施策を如何に講じられるか伺う。
(4) 9月に申請予定の事業、「ICTで人の流れを呼び込む教育・産業づくり推進プロジェクト」は、「藤枝・島田ICTコンソーシアムの構築」「2市が連携したICT教育の推進、およびクラウドソーシング等による働き方の改革推進」を、島田市と連携事業に至った経過とそのメリットについて伺う。
標題2.稼ぐ観光事業について
欧米で広く普及しているDMO(地域観光の戦略を練る組織)は、行政経営の視点で戦略的に地域観光を活性化するための司令塔であり、観光立国を目指す日本政府が2020年に全国100の「日本版DMO」設置の目標を掲げている。
(1) 17年4月に設立を目指している「県中部志太榛原地域連携DMO(仮称)」は、静岡市など中部地域の観光振興を図る計画と伺っている。
更に計画では観光戦略の要となるマーケティングや市場調査・分析の専門家の公募に乗り出し、7月には専門家募集の記者説明会を開いたとあるが、本市に於いて、今後の静岡市等との観光事業の連携をどのように構築され、「稼ぐ観光事業の創出」を図るのか伺う。
(2) 観光事業の更なる進化に向けて、企業経営の視点でのかじ取りを担える人材・仕掛け人を、民間又は優秀な市職員のなかから公募され、持続可能な藤枝型「稼ぐ観光事業」の構築を図られたい。更に「ポケモンGO」で「ポケストップ」(ポケスト)の新規地点登録に向けての営業活動やテレビドラマ撮影場所の誘致など観光ビジネスに繋がる取り組みを期待したいが伺う。
(3) 近年、定着化した「全国PK選手権大会」「藤枝大祭り」や「朝比奈大龍勢」「桜まつり」「藤まつり」「玉露の里」等、本市には全国に誇れる祭りやイベントがあることから、「稼ぐ観光資源」には事欠かない。こうした本市の観光資源をさらに活かしつつ「藤枝の魅力を若い女性が発掘」するような取り組みによって、「稼ぐ観光事業の創出」に活かされたら如何か? 更に観光大使を長谷部誠選手にお願いされたら如何か伺う。