平成28年11月定例会
平成28年12月5日 (一般質問)
鈴木岳幸 (市民クラブ)
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(1) 子どもの体力向上とスポーツ推進について
(2) UIJターンや若者の地元定着の促進について
標題1.子どもの体力向上とスポーツ推進について
日本国内では、ここ数十年で、子どもたちの体力が低下し続けていると言われております。文部科学省の調査によると、昭和60年代に比べて、身長・体重ともに向上しているにも関わらず、ボール投げや50メートル走などの体力テストの項目は軒並み低下しているとのことであります。
日常的にスポーツを行う子どもの割合も減少傾向であるとのことで、子どもの体力低下が今後も続いてしまうのではないかとの懸念がされています。
体力の低下は、運動量の減少につながり、将来的には健康を害するリスクも増大するため、社会的な損失につながることが容易に想像されます。
そこで、子どもたちの体力向上とスポーツ推進に向けて、以下の点についてお伺いします。
(1) 本市において、長期的な傾向として子どもの体力低下は、全国平均に比べてどの程度であるか、またその原因は何であるか、伺います。
(2) スポーツ少年団や部活動などで日常的に運動を行っている子どもたちの数はどの程度いるか、その傾向はいかがか、伺います。
(3) 学校内において、体を動かす機会は十分確保されているか、また、事故等の危険対策はできているか、伺います。
(4) 「藤枝市スポーツ振興基本計画」では数値目標も明記されていたが、その達成状況はどうか、また子どもの体力向上とスポーツ推進には、今後、市がどのように取り組んでいくか、伺います。
標題2.UIJターンや若者の地元定着の促進について
地方都市が今後も継続・発展をして行くためには、人口の維持が欠かせないものであり、特に若年世代の定住・定着が非常に重要となってまいります。
藤枝市においても、本年度から島田市と連携して『志太2市連携UIJターン就職促進協議会』を設立するなどして、その対応を行っております。
若年世代の方々の定住は、多くの市町村との競合にもなっており、さらに厳しさを増すことも予想されます。
そこで、以下の点についてお尋ねします。
(1) 本市の行っているUIJターン促進のターゲットについて伺います。また、そのターゲットに向けて、今まではどのようなアプローチができていたか、その効果と課題はどのようなものだったか、伺います。
(2) 本年度から行っている『志太2市連携UIJターン就職促進協議会』の事業について、現在までの状況と、今後の施策展開について、伺います。
(3) 企業への就職以外に、起業や就農等もUIJターン希望者の重要な選択肢と考えるが、その方面の対応はできているか、伺います。
(4) 今後のUIJターン促進活動をより効果的に行うために、企業に対してどのような働きかけを行っていくか、伺います。