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質問通告内容

会議名

平成29年 2月定例会

質問日

平成29年3月2日 (一般質問)

議員名

天野正孝 (市民クラブ)
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通告内容

(1) MIJBC構想をきっかけに藤枝からアジアへ市内中小企業の支援充実と再活性化を図る施策について
(2) 藤枝市独自の奨学金制度の構築と就労支援の充実について

質問要旨

標題1.MIJBC構想をきっかけに藤枝からアジアへ市内中小企業の支援充実と再活性化を図る施策について

アメリカのトランプ政権によるFTA交渉も視野に入れつつその影響が懸念される日本経済において、一億総活躍といわれながら地方の再活性化が図られてきていない現在、地方行政の主体である藤枝市として、今後地域経済をどう再構築していくのか考えていく時期に来ております。
そうした中、国の地方創生事業に沿って、静岡県では新投資概念としてMIJBC(Made in Japan by China)、簡単に言えば静岡県で創ったものをブランドとして高く中国に売るといった構想が提起され、昨年度本年度と牧之原市・静岡市を中心に可能性調査がされ、その範囲を中部5市2町にまで拡大されると聞いています。
そうした様々な情報を把握し、場合によっては、藤枝市が手を挙げて先頭に立って進めることが、市内中小企業を活気づけていくことになるのではないでしょうか。市内の多くの中小企業が活動されている建築業についても、国では、耐震化工事に対する大幅な補助体制を再構築しようとしているとも聞いておりますので、情報把握と今後の対応についても考えなければなりません。
併せて、これまでの中小企業への支援とともにこれからどのように戦略展開していくのか、以下3点についてお尋ねいたします。

(1) 現在行われている中小企業支援の現状と新年度予算における展開について伺います。

(2) 住宅耐震補助情報の把握と本年度以降の対応について伺います。

(3) 県のMIJBC構想に対する藤枝市としての今後の対応について伺います。

標題2.藤枝市独自の奨学金制度の構築と就労支援の充実について

これまで、子育て支援について何回か一般質問させていただきました。しかしながら、その根幹は、育った子供たちが進学のために首都圏等に出て行って戻ってこないことについては、根本的な検討がなかったと思います。政府は、低所得者家庭の子供たちにも進学のチャンスを作るために給付型奨学金制度を提示してくれています。
これについても、生活保護世帯の子供たちへの進学条件の緩和や支援制度も考えて行かなければなりません。
幸いにも、藤枝市では、一般家庭において、教育資金貸付への利子補給などを拡充してきております。反面、生活保護の対象とならない低所得のご家庭への就学支援はまだまだ不十分だと考えております。
どんなご家庭の子供たちでも、将来藤枝に住み続けてくれることを条件とした夢と希望をもって高校・大学や専修学校に進学できる機会を作ることによって藤枝市の人口確保に大いに期することと思います。
併せて、現在進めている内陸フロンティアや東名スマートインター周辺等への企業誘致を進めることで雇用確保を図り、学業を終えた子供たちが藤枝市内で就職してもらえるような環境づくりも考えていかなければなりません。
そこで以下3点についてお尋ねします。

(1) 藤枝市独自の奨学金制度設立について伺います。

(2) 現在の教育資金貸付助成の状況と新年度予算における展開について伺います。

(3) 企業誘致や雇用創出について新年度予算における展開と今後の計画について伺います。

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