平成29年 6月定例会
平成29年6月14日 (一般質問)
遠藤久仁雄 (志太創生会)
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(1) 小・中学校教員の勤務改善に向けて
〜学校ICT教育の充実への取り組みに関して〜
標題1.小・中学校教員の勤務改善に向けて
〜 学校ICT教育の充実への取り組みに関して 〜
教育界では、毎年のように多くの新たな取り組みが行われている。そして、ほぼ10年おきに改定される「新学習指導要領」の導入が迫って来ている(小学校では2020年度から実施、中学校では2021年度から実施)。このような状況下で、新学習指導要領の改定を先取りすることにより、藤枝市では本年度から、小・中学校のICT教育(コンピューターやインターネットなどの情報通信技術を使った教育)に特に力を入れることになった。子どもたちの関心や意欲を高めるためにも、またこれからの社会に対応するためにも大切な学習であるが、一方ではこれに対応する学校の教職員の負担が大きいと予想される。そこでこれに関連して、以下の2点について質問いたします。
(1)市内小・中学校の教員が使う校務用パソコンの整備について
@これまで動作の遅かった教員用パソコンが更新されることにより、デジタル校務(児童・生徒の基礎データを応用し、出席簿・指導要録等の作成や記録が短時間で行われる。平成27年度から、市内の全学校で運用が開始された。)の真価が充分に発揮され、勤務時間短縮が図られることになると思われるが、如何か。
Aパソコンの更新は、何月に行われるのか。また、新しい校務用パソコンの特長はどのようなものか。
B将来のICT機器の導入に関連し、学校現場において、新しいパソコンの使い方に関して、どのような期待をしているのか。
(2)プログラミング学習の開始にあたって
〜ICT・ロボット(ペッパー)の活用に取り組むために〜
@市内小・中学校に於けるICT・ロボット(ペッパー)の活用は、どのような時間帯(授業)で行うのか。
A授業者は誰が行うのか。
B学校規模の問題があり、特に中学校では教科の免許取得教員の確保が充分にできていない現状がある。学校によっては、技術科の免許状を持たない教員が、指導にあたらねばならないという現実問題が見られるが、これについてどう考えるのか。
Cプログラミング授業を行う先生への研修は、どのように計画されているのか。
D困っている学校に対し、手を差し伸べられたい。具体的には、ペッパーに精通した指導員を、短期間でいいから確保できないものか。
Eペッパーを授業だけでなく、子どもたちの学校生活の中で広く活用されたい。また、PTAなど地域の皆さんにも呼びかけ、使ってもらうことはできないものか。