平成29年11月定例会
平成29年12月6日 (一般質問)
遠藤久仁雄 (志太創生会)
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(1) 交通事故を減らし、安全なまちに暮らしたい
標題1.交通事故を減らし、安全なまちに暮らしたい
どうしたら交通事故を、一件でも多く減らすことができるのだろうか。県が、市が、町が、それぞれに願いを込め、知恵を出し合い、交通安全対策に取り組んでいる。
私たちの暮らす人口14万6千人のまち藤枝市。交通量の多い東海道ベルト地帯に位置し、どの道路も大変混雑している。県民の乗用車保有台数も高く、移動の手段として、便利な車が手放せない生活となっている。そのため公の統計を見ると、人口一万人当たりの交通事故発生件数は静岡県の各市で、全国に比して大変高くなっている。本市も御多分に漏れず、近隣市と同じ状況であり、これを憂いて、本年4月から、協働政策課内に「交通安全対策室」を設け、交通事故撲滅に向けての取り組みが始められた。
まだ半年間の実績ではあるが、年度中途の折り返し点での評価を行い、後半の施策に繋げていきたい。以下、交通安全に関連し、質問を行う。
(1) 「交通安全対策室」設置後の、本年度上期(4月〜9月)間の交通事故発生件数について、昨年度と比較した結果を伺う。同様に死亡事故発生件数についても伺う。
(2) 一昨年の市内交通事故の分析では、大きく分けて二つの特徴が報告されている。1つ目は人身事故の約70%が追突・出合頭の事故であること。そして2つ目の特徴は、高齢者が関係する事故が全体の30%強を占めていることであった。この傾向は、この半年間も続いているのか。
(3) 道路標識などのハード事業について伺う。一昨年質問した小中学校の通学路に於ける横断歩道の未設置箇所は、その後、解消されたのか。
(4) 市民の安全を願い設置した「交通安全対策室」であるが、市民にその気持ちが伝わっているのだろうか。市民の思いや考えを充分に取り入れた施策の展開を望むものである。ハード面での一層の整備に加え、今後のソフト面(運転マナー等)に関しての効果的な取り組みを伺う。