平成30年 2月定例会
平成30年3月2日 (一般質問)
遠藤久仁雄 (志太創生会)
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(1) 『ふじえだ教師塾』の存在価値を問う
標題1.『ふじえだ教師塾』の存在価値を問う
『ふじえだ教師塾』が生まれ、5年が経とうとしている。これまで多くの塾生を輩出し、その多くが県内の小・中学校を中心に活躍されていることは、大変喜ばしいことである。
ところで、教師塾の評判については、当初から議員間でもよく知られているところであった。しかし、それは例えば、教員を目指して教師塾で学んだ大学生の合格率が非常に高いというような、数字だけの評価が先行しているように思われる。これだけの実績を毎年残している『ふじえだ教師塾』には、設立の意義を始め、その後の運営についてなど、私たち市民が知らない藤枝市当局の深い思いや考えがあるはずである。特に近年は景気回復に伴い民間企業の人気が高まり、教員を志す人も減少している中にあって、その存在価値はこれまで以上に大きいものがあると感じられる。
教育界では、絶えず時代の流れに沿った改革が行われ、本年度藤枝市では、全校でペッパーを使ったプログラミング教育が導入され、ICT機器を活用した授業が進められた。そして今後はさらに道徳の教科化、小学校5・6年生への外国語(英語)の教科化と3・4年生への活動が求められている。今こそ揺るぎない、藤枝の教育の真価が問われるのではないだろうか。
(1) 5年前に『ふじえだ教師塾』を設立した意義と目的を伺う。
(2) 「大学生を対象にした教師塾」の参加者の状況について伺う。
所属の大学や学年、小・中専攻の割合、合格率等はどうか。
(3) 『ふじえだ教師塾』の構成は、3つのコースに分類されている。
@「大学生・大学院生を対象にした教師塾」
A「臨時講師・社会人を対象とした教師塾」
B「教職2・3年目及び30歳代(前後を含む)の教員等を対象にした教師塾」それぞれの目的を伺う。
(4) 近隣の市町で、教師塾は行われているのか。藤枝市との違いは何か。
(5) 今後『教師塾』を継続する上での課題は何か。