平成30年 6月定例会
平成30年6月15日 (一般質問)
鈴木岳幸 (市民クラブ)
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(1) 外来生物の対策について
(2) 無戸籍者への対応について
標題1.外来生物の対策について
藤枝市は、程よく都会、程よく田舎、というキャッチフレーズにもあらわされるように、
多くの人と文化が行きかいながら、自然も豊かに残されている、とても住みよく魅力的な場
所であると感じます。
しかし自然が豊かで、多くの人が行きかうという事は、それらの人々によって、意識的に、
または無意識のうちに、多くの動植物が、自然界に流入してくることにつながります。現在
では、本来藤枝市に存在しないはずの外来生物も、多く存在しています。
このことは、種の保存や生態系の維持の面でも、あるいは我々の生活にとっても、大きな
悪影響を及ぼす事が容易に想像されます。
そこで、関連する以下の項目についてお伺いします。
(1) 藤枝市内で、外来生物の存在・実態の調査研究を行っているか、伺います。
(2) 外来生物により、在来種の生態に悪影響を受けている事例はあるか、伺います。
(3) 外来生物により、市民に被害が及ぶ事態はないか、伺います。
(4) 外来生物の対策は、今後どのように行っていくか、伺います。
標題2.無戸籍者への対応について
無戸籍者とは、戸籍を持たない方の事です。日本では、生まれると14日以内に出生届を提出することになっておりますが、何らかの理由でこの出生届を出せない場合には、無戸籍者となってしまいます。
法務省の調査では、昨年10月時点で、無戸籍者は1495人と把握されています。しかし、これは表に出ることのできる方々の数字であり、報道や支援団体等の推計では、実際には全国に1万人以上いるともされています。この推計によれば、国内で人口1万人あたり約一人の無戸籍者がいることとなり、藤枝市でも単純計算で10人以上の方が無戸籍の状態にあることも予想されます。
無戸籍の状態であれば、様々な不利益を被る事があり、一刻も早くその状況を脱することが必要であると考え、関連する以下の項目について、お伺いします。
(1) 市内の無戸籍者について、実数や現状の把握はできているか、伺います。
(2) 無戸籍者の相談や問い合わせがあった場合の対応、支援体制等は、どのようになって
いるか、伺います。