平成30年 9月定例会
平成30年9月12日 (一般質問)
八木勝
録画を再生
(1) 水害時の本市での対策について
標題1.水害時の本市での対策について
西日本の広範囲を襲った豪雨により死者は200人を大きく超え、平成に入って最悪の豪雨災害となりました。一方で、家屋等に甚大な被害を受けながらも「まずは逃げろ」の、早期に適切な判断をして、尊い命を確保された人たちも多くいました。
現在の日本、そして世界を見ても異常気象による豪雨災害が問題視されています。今までのように過去から学びデータを作成しても追いつかないのが現状ではないでしょうか?
様々な災害がありますが、ここでは水害の予防、そして命を守る取り組みについて伺います。
西日本の災害後、市民の方々よりどこへ逃げたらいいのか、どうやってリアルタイムに情報を得たらいいのか、様々な質問がありました。避難場所として各地区の交流センターの事や、避難のタイミング、行政側とは違った理解もあり、いかに行政通達、指示等々の周知をさせていくか、「わかるであろう、わかっているはず」で一人でも大切な市民が犠牲にならない為にもどうか答弁宜しくお願い致します。
以上の観点から以下6点について伺います。
(1) 1点目、藤枝市には瀬戸川、葉梨川、朝比奈川の他に33ほど、中小の河川があります。
現時点で氾濫、決壊、堤防の漏水の可能性のある危険個所はないか伺います。
(2) 2点目、現在ある、水害・土砂災害ハザードマップは前提としてどのくらいの雨量がどのくらいの時間降った想定の結果なのか伺います。
(3) 3点目、世界中で異常気象による水害が問題視されています。日本でも近年では、平成24年7月九州北部豪雨、平成25年8月秋田・岩手豪雨、平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害、平成27年9月関東・東北豪雨、平成29年7月九州北部豪雨、そして平成30年7月西日本を中心とした豪雨。線状降水帯と言うそうですが藤枝市は地形などから同じ状態になりうるか可能性について伺います。
(4) 4点目、今回私は、倉敷市真備町にボランティアとして参加させていただきました。「命」について改めてその尊さを実感しました。藤枝市では、被害直後から広島の呉市へ職員の派遣をしておりますが、場所は違えどもどのような報告が届いているか聞かせてください。
(5) 5点目、藤枝市では避難訓練、水防訓練と市民の命を守るための訓練を行っています。
震災時、火災時の訓練とは別に、水害訓練を実施するつもりはないか伺います。
(6) 6点目、超高齢社会に入っています。藤枝市も高齢な方が増えています。少子化も他人ごとではありません。子供達にもいざという時に、「大切な命をどう守るか」ということを知ってもらいたい。少なくともマニュアルがあれば一人でも多くの市民が救えるのではないでしょうか。過去の経験は全く使えない近年の災害にそなえ、今が転換期と感じます。
水害時避難マニュアルを作成する考えはないか伺います。