平成30年 9月定例会
平成30年9月13日 (一般質問)
大石信生 (日本共産党)
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(1) 浜岡再稼働、市長答弁の立場は変わっていないか
(2) 潟Oリーンハウスに病院が提供した労務の総量について
標題1.浜岡再稼働、市長答弁の立場は変わっていないか
(1) 市長の立場は不動のものか。
市長は浜岡原発再稼働に関する私の代表質問に対し、つぎのように答弁されている。(平成26年2月議会−2月27日)
「例え、安全審査を終えたといたしましても、県及び関係周辺自治体の合意、そして何よりも、地域住民の理解が得られない限り再稼働はありえないものと私は考えております。」
この答弁は、浜岡原発再稼働に関して、現職市長として最も高い到達点を示した答弁であると私は考える。この答弁に関して、3つの点を確認したい。
@この答弁に示された市長の立場は、現時点でも、いささかも変わっていないか。
A市長が「例え、安全審査を終えたといたしましても」と答弁されたことは極めて重要で、この文脈では、国の適合審査よりも「県及び関係周辺自治体の合意、地域住民の理解」がより重要であると読めるが、その理解で良いか。
Bこの答弁に示されるかぎり、浜岡再稼働で合意を得るべき範囲は、最低でも「県を含む周辺自治体」とされていると考えるが、そのように考えて良いか。
(2) 「静岡新聞社31キロ圏首長アンケート」との矛盾はどうして起こったか
本年5月8日の静岡新聞報道は、市民に衝撃を与えた。これまでの市長答弁の立場と逆ではないかということである。
@「再稼働の同意の市町の範囲は」という設問について、市長の回答は、「国が定めるべき」としているが、国に決めさせたら適合審査が通ったら再稼働させるという結論になるのではないか。
Aつぎの「再稼働の事前同意を安全協定にどう位置付けるべきか」「地元で再稼働の同意・不同意を判断するうえで特に重要なことは」との設問についても市長回答は、国に丸投げだが、これらも市長答弁の立場と180度違うがどうか。
(3) 現実離れした「たてまえ論」は、有害ではないか。
(4) 国は、安全より「再稼働ありき」ではないか。「安全審査」ではなく「適合審査」ではないか。
標題2.病院が潟Oリーンハウスに提供した労務の総量について
(1) 民間委託が始まった4月1日以後 病院職員が厨房で仕事をした分。4月から9月まで月ごとに、何日、何時間か。それは病院の給与で計算した場合、どれだけの金額になるか。
(2) 病院職員が食数管理の仕事をした分。4月から9月まで月ごとに、何日、何時間か。
病院の給与で計算した場合、どれだけの金額になるか。
(3) その他の仕事分について。4月から9月まで月ごとに、何日、何時間か。
病院の給与で計算した場合、どれだけの金額になるか。
(4) 逸失利益はどれだけと考えるか。
また、スライサーの歯が2枚ともかけてどこへいったか分からなくなった問題の賠償責任は果たされたか。