平成30年11月定例会
平成30年12月7日 (一般質問)
神戸好伸 (藤新会)
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(1) 市道他の維持メンテナンスについて
標題1.市道他の維持メンテナンスについて
花粉症と言えば、春のスギやヒノキが有名ですが、夏にはイネ科植物、秋にはヨモギやブタクサも主原因となっている植物です。
花粉症は、他約60種類の植物が原因になると言われていますが、1961年日本で最初に報告された“ブタクサ花粉症“は、その後報告された”スギ花粉症””ヒノキ花粉症“に比べ認知度は低いものの、地球温暖化の影響もあり、濃度が濃くなり花粉の量も多く侵襲性の植物として生存地域を広げているという調査報告があります。
今では、原産国アメリカで人口の26%がブタクサに対しに敏感でることや、ヨーロッパの特定の地域では、花粉症の50%がブタクサによるものと言われています。このようにイギリスのイースト・アングリア大学の調査報告の結論では「人々の健康を維持していくためには、近年増加傾向にあるブタクサの生息を管理することが重要である」と述べています。
さて、日本でも“ブタクサ”の主な生育場所は、道路脇、法面、空き地、公園や河川敷など、どこでも自生するありふれた植物で今では全国に分布しています。こんな「秋の花粉症」“ブタクサ”は8月から11月が花粉シーズンであり、同時に“葛(クズ)””すすき“”飛びつかみ”等、他の植物の成長期であり繁殖期のシーズンでもあります。以下除草の必要性を記述しますと、
@次代を担う子供らが、前述した花粉症が無く集中して学業に励めるために
A害虫の発生や繁殖を防止するために
B堤防法面の状態を把握しやすく、イノシシ等による堤防の荒廃や自然劣化による、崩れ・亀裂・漏水等を早期に発見できるために
C不法投棄、ポイ捨ての抑制となるために
D景観を維持し、新東名やバイパスを使い県外・市外から車で藤枝市の裏玄関から入っきた方々に「環境保全が行き届いた藤枝市だな」と感じて頂けるために
以上5つの観点により、市道に於ける「除草」について伺いますが、同時に「道路修繕」「街路樹」についても以下のとおり伺いたいと存じます。
(1) 藤枝市道の維持について伺います。
@市道について、現在どのような年間メンテナンス計画があるか伺います。
A市道は比較的に民地との共有性が高く、民地所有者が率先して除草をして頂く所もあるように聞いていますが、それら含めて巡回及び予防保全的体制があるのか、また市民からの通報等による対処方法を伺います。
B街路樹(高木・低木)のメンテナンスはどの様な方法か伺います。
C街路樹の根による、道路や歩道レンガの盛り上がりの修繕はどの様に考えるか伺います。
D時折みられる道路清掃作業は、行っているのか伺います。
E田舎道に行くと、センター/サイドラインが消えて安全上問題となりそうな個所があるが、メンテナンスについて伺います。
(2) 藤枝市に関わる、県道/国道について伺います。
@除草工事工程他、県道/国道の関係各部門と連絡協議会等行っているか伺います。
A国一バイパスや新東名法面は建設計画説明会の時から「年に2回の除草を行う」と市役所職員の立会いの下、説明があり確約したと地元住民から聞いているが、どの様になっているか伺います。
B新東名や国一バイパスの法面を見て、どのような対処が必要に思われるか伺います。