平成31年 2月定例会
平成31年3月1日 (一般質問)
植田裕明 (藤新会)
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(1) より安全安心なまちを求めて
(2) 志太温泉を復活できないか
標題1.より安全安心なまちを求めて
本市が、「安全安心のまちづくり」にたいへん力を入れ、また、防災対策においても積極的に取り組んでいることに対し、市民のひとりとして厚く感謝するとともに、さらなる推進を求めるところです。安全安心は、行政の力もさることながら、自らの命は自らが守る自助や自衛、また住民同士の協力、共助が基本であろうと考えます。以下、安全安心なまちづくりに対する当局のご所見を伺います。
(1) 南海トラフ巨大地震への備え、自主防災会への指導
かつて予知されるとされた東海地震は予知不可能となりました。自主防災会による訓練は非常に重要でありますが、各自主防災会によって、訓練内容は差異があるとも伺っております。危機管理センターに寄せられる各自主防災会からの報告書等から、突発的地震に対応した訓練は、どれほどなされていると考えられるでしょうか。各自主防災会への指導に対する当局の見解を伺います。
(2) 水道管耐震化について
@昨年11月議会において八木勝議員が水道事業の耐震化について質問をされ、改めて耐震化の現状の厳しさを知ったところです。現在の状況で、懸念される巨大地震が発生した場合、地盤の強弱によって地域差はあるでしょうが、上水管はどのような状況になるでしょうか。
A同様に下水管の状況はどのように想定されるでしょうか。
B水道は生活に欠かせません。市民が取るべき防災措置、自衛措置はどのようなものが効果的なのか、周知啓発をどのように伝えてゆく方針でしょうか。
(3) 悪質商法、特殊詐欺から身を守るために
オレオレ詐欺、還付金詐欺、または悪質商法の報道がなされない日はありません。人をだます手口はますます巧妙かつ悪質となっております。報道される事件はごく氷山の一角で、明らかにされていない隠れた被害は数知れないものと思われます。
悪質商法、特殊詐欺から身を守るための指導、周知・啓発等、当局の見解を伺います。
標題2.志太温泉を復活できないか
優れた泉質で隠れた名湯として親しまれてきた志太温泉の営業が止まってから一年以上が経ちました。かつては、犬養毅、浜口雄幸、後藤新平といった中央政界の大物政治家や豪商が親しみ、政治談義や大規模な商談がなされたというほど格式の高い温泉でもありました。また、その建物は国登録の文化財でもあり、本市が誇る歴史的資産でもありました。以下、志太温泉について伺います。
(1) 志太温泉をどう捉えてきたか
観光施設としても志太温泉が果たしてきた役割はたいへん大きかったと認識しております。市当局は、志太温泉をどのように捉えてきたでしょうか。
(2) 志太温泉の復活は可能か、または活用できないか
市外の一個人の財産とはなりましたが、国登録文化財でもある由緒ある建物は、今も残されております。また、冷泉とはいえ、非常に優れた泉質があまり活用されていない現状は、非常にもったいないものと考えております。何らかの手法で志太温泉の営業が再開できないものでしょうか。あるいは、優れた泉質を活用できないものでしょうか。
(3) 藤美園を今後どうするか
志太温泉を活用しているただ一つの施設が老人福祉センター「藤美園」です。さわやかクラブの活動や敬老祝賀会をはじめ、多くの高齢者が活用しておりますが、老朽化も進んでおり、高齢者が利用するには、不具合も見られます。今後、本施設をどのように利活用してゆくご予定でしょうか。