令和元年 6月定例会
令和元年6月18日 (一般質問)
平井登 (志太創生会)
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(1) 瀬戸谷小中一貫教育モデル地区の中長期ビジョンについて
標題1.瀬戸谷小中一貫教育モデル地区の中長期ビジョンについて
平成29年3月、『藤枝市小中一貫教育推進計画』が策定、施行されました。
その計画に基づき、同年度からモデル地区に指定され、他校に先行する試みを始めている瀬戸谷小中学校では、小学校高学年の教科担任制の実施による中学校教員の乗り入れ授業や逆に小学校高学年生が中学校へ移動しての勉強、あるいは、小学校教員の中学校へ出向いての学習支援等が、平成30年3月に作成された『藤枝市小中一貫教育カリキュラム』を活用しながら、両校一丸となり鋭意取り組まれています。
また本年度は、小中一貫教育をスタートさせて3年目を迎える中、同計画に従った自治会・町内会役員等を中心とした「コミュニティ・スクール(学校運営協議会)」が設置され、“地域と共にある学校づくり”への新たな活動も始まりました。
瀬戸谷地区(学区)では、既に平成24年度から小中一貫教育の布石であった小中合同体育祭が行われ、あるいは昭和57年から継続している幼稚園・小学校・中学校の教員合同研修会等により、小中一貫教育の下地は既にでき上っていました。そのため、モデル地区の指定を受けたことや平成30年10月の公開授業と実践紹介等による検証の機会を経る中、施設一体型の実現を求める声が、学校現場、自治会・町内会等からにわかに上がりつつあります。併せて、施設一体化に伴う跡地利用についての様々な構想もささやかれ、瀬戸谷地区の課題解決と活性化につながる期待感も芽生えています。
そこで、今後のビジョンを中心に以下3項目8点について伺います。
(1) 『小中一貫教育推進計画』のロードマップに示された「施設一体化」と「義務教育学校」に向けた検討について
@1.2キロメートル離れている小学校と中学校を、教職員及び児童生徒が行き来しながら行われている「施設分離型小中一貫教育」の評価と課題を伺う。
A「施設一体化」の実現の可能性と課題を伺う。
B「義務教育学校」への移行時期はいつと考えているか伺う。
(2) 施設一体化によって創出できる跡地の有効利用について
@「施設一体型」にする場合、どのような増設・改修工事が必要となるか伺う。
A「施設一体化」に伴う中学校、又は小学校の跡地利用について、どのような構想があるか伺う。
B本市最大のセールスポイントである「サッカーのまち・ふじえだ」として、将来を見据えた選手育成の場の必要性とともに、その育成プロセスに魅了される若者世代、子育て世代の首都圏、市外等からの移住・定住促進に繋がる構想も描けると考えるがどうか。
(3) コミュニティ・スクール(学校運営協議会)の役割について
@瀬戸谷小中一貫教育モデル地区としてのコミュニティ・スクール(学校運営協議会)に期待する役割を伺う。
Aコミュニティ・スクール(学校運営協議会)と自治会・町内会との連携ついて、どのように導いているか伺う。