令和元年11月定例会
令和元年12月4日 (一般質問)
岡村好男 (市民クラブ)
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(1) 北村市政3期12年の総括と今後の市政経営について
(2) 医療的ケアを必要とする児童生徒への支援について
標題1:北村市政3期12年の総括と今後の市政経営について
早いもので本年度は北村市政がスタートして12年目、3期目の最終年度となります。北村市長が平成20年の就任当初、自ら掲げた2点の行政理念、1点目は「行政は結果がすべて、結果が出なかったら責任を取る」・2点目は「トップ自ら動き、積極的に市民の声に耳を傾ける」この初心の志、そして市長自らのリーダーシップとバランス感のある市政運営によって、この12年間では、藤枝市政にとっては類をみない大きな発展を遂げ、街全体が日々力強く、活気づいて参りましたことは私だけでなく、多くの市民の皆さんが実感していると思います。
市長が掲げた1期目の重点施策、市民の皆さんの暮らしに密着した「健康」・「教育」・「環境」・そして「危機管理」のいわゆる「4つのK」の着実な施策推進、またこの3期目においては「マニフェスト」として掲げた「生涯にわたり生き生き働き活躍できるまち創り」は、マニフェスト大賞、首長部門で最優秀推進賞の授与、コンパクトなまちづくりとして国土交通大臣賞等々5点の受賞、また全国モデル都市として9件が認定され、特に本市の第三期中心市街地活性化基本計画は内閣府より認定、県内では唯一本市が該当、今や県内、全国からも注目される都市となったといっても過言ではありません。
それでは通告に従いまして、標題1、北村市政3期12年の総括と今後の市政経営について以下4点について伺います。
(1) 初めに、北村市政3期12年の総括について伺います。
@北村市政は着任以来最重要課題とした、藤枝市と総合病院の経営健全化、また安定した財政基盤の確立に取り組んできた。そこでこの12年間の改善効果の総括を具体的に伺う。
A北村市長は3期目の就任にあたり「素敵な街を創る」として、5つの施策の展開を図られた。ここでは「健やかな暮らしと子供を育み、次世代を創る」として、医療・教育・健康福祉の、それぞれの分野で取り組んだ代表的な事業実績と評価を伺う。
B北村市長は3期目では特に、「ふじえだ健康都市創生総合戦略」のもと地方創生事業に鋭意取り組まれ、特に「ICTで人の流れを呼び込むまちづくり」では先駆的な取組で全国から注目を浴びている。その主な成果と現状、今後の展望を伺う。
C北村市長は3期目に当たり、マニフェストの柱に「生涯にわたり生き生き活躍できるまちづくり」を掲げ、市民本位の環境づくりに努められてきた。これは、多くの人に住む場所として選ばれていることにもその成果が表れていると考えるが、この現状と今後を見据えた中での取組について伺う。
(2) 今後の市政経営と決意表明を伺う。
今、本市は令和2年に向かっての第5次総合計画の完了、引き続き新たなる、第6次の総合計画がスタート、そして今日までの内陸フロンティア政策による「藤枝たかた」の新たなる雇用の創出、国道1号線バイパス4車線化の工事着工、スマートインターチェンジ周辺の広域としての土地利用、クリーンセンターの大型事業等々が展開される一方で、
時は少子高齢化、人口減少時代を迎え、常々市長の発言にもある、10年先20年先を見据えた持続可能で希望のもてる街づくりの「礎」を創る、まさにピンチをチャンスとの時代到来です。
こうした大きな転換期を前にして引き続き市政のかじ取りを、そして藤枝市の更なる発展をお願いし、北村市長の4期目に向けて応援する立場から、今後の市政経営を含めて決意の表明を伺います。
標題2:医療的ケアを必要とする児童生徒への支援について
現在、学校に在籍する喀痰吸引や経管栄養等の医療的ケアが日常的に必要な児童生徒が年々増加しておる状況にあります。
障がい者と健常者が同じ環境で学ぶ「インクルーシブ教育」が徐々に認知され、普及に向けての対策が今日進められておりますが、特に保護者の日常的な付き添いの中で負担軽減が求められています。
本年3月、文部科学省から発出された「学校における医療的ケアの今後の対応について」の通知では、「本人の自立を促す観点からも真に必要と考えられる場合に限るよう努めるべき」とされております。
このことについて、以下3点について伺う。
(1) 本年度及び来年度において、本市における医療的ケアを必要とする児童生徒数を伺う。
(2) 医療的ケアを必要とする児童生徒に対する支援の現状を伺う。
(3) 医療的ケアを必要とする児童生徒が安心して学習することができるとともに、保護者の負担軽減を行っていくために、市としてどのような対策を考えているか伺う。