藤枝市議会トップ

質問通告内容

会議名

令和2年 2月定例会

質問日

令和2年2月28日 (代表質問)

議員名

岡村好男 (市民クラブ)
録画を再生

通告内容

(1) 財政と組織改編の取組について
(2) 市立総合病院の抱える具体的課題について
(3) 不登校問題と豊かな教育環境について
(4) 志太中央幹線と小川島田幹線事業の進捗について
(5) 本市の水害対策と災害対応について
(6) クリーンセンター建設問題について

質問要旨

 北村市長が就任して、まもなく3期12年が終わろうとしています。この間にあって、「元気なまち藤枝づくり」に向けて、財政の健全化、病院の健全化、4Kの展開、新公共経営の推進など、積極的な市政改革に、まち全体が元気になってきたことを、実感しているところであります。
市長は昨年11月の本議会で、次の10年先、20年先を見据えた将来に希望の持てる、街を築いていくことが「私の使命」と、4期目の令和2年度の本年6月からはじまる市政について、強い意欲を示されました。令和元年度の締めくくりの議会、そして新年度に向けた市長の施政方針に関連して、下記標題6件について市民クラブを代表して伺います。将来を見据えた力強い答弁をお願いいたします。

標題1:財政と組織改編の取組について、以下3項目について伺う。

(1) 今議会に上程された、令和2年度の当初予算の一般会計の予算規模は、前年度より16億円、(3%)増の545億8千万円で過去最大の、積極型予算です。一方で市債残高は着実に減少し、平成20年度末と比べ320億円の縮減となる見込みとなっています。また、臨時財政対策債等を除いた市債残高は、2年連続して500億円を切る488億1千万円となり、この予算の特徴について市長の所見を伺う。

(2) 市長は就任以来、常々市政の推進に当たっては、“人づくり”が重要であると言ってきたが、新年度の組織編成方針の中で、「人財育成センター」を新設する方針が示された。“人づくり”を強化するものとして大変有効と考えるが、この設置目的と具体的な取り組み内容について伺う。

(3) 行政組織編成方針の中で、志太榛原医療圏随一のがん医療拠点化として、総合病院に「がんゲノム医療センター」を新設するとのことだが、この内容と、効果を伺う。

標題2:藤枝市立総合病院の抱える具体的課題について以下3点伺う。

(1) 全国で働き方改革が叫ばれる中、本年4月より非常勤職員の待遇が大きく変わるが、病院としてはどのような影響が考えられるか、また医師については全国的な人手不足や応召義務との兼ね合いから、働き方改革の推進が難しいとの報道がなされているが、総合病院として、この課題についてどう認識しているか、課題解決に向けて伺う。

(2) 病院の防災体制について伺いますが、平成30年の台風上陸によって静岡県の西部で停電が発生し、人工透析患者の移動等、医療機関への多大なる影響は記憶に新しいが、市立総合病院では食料・飲料水・医療用水、電気ガス、その他インフラについてどのような備えがあるのか伺います。併せてインフラ問題が生じた場合に備えてどのような訓練を行っているのか、実施状況を伺う。

(3) 患者給食業務については、現在業務委託契約を締結している株式会社グリーンハウスが今後、当業務から撤退するとのことですが、今後どのようにして安全・安心な患者給食を提供していくのかについて、方針を伺う。

標題3:不登校問題と、豊かな教育環境の実現に向けて、以下3点について伺う。

(1) 小、中学校生徒の不登校の原因として、従来から学校生活や家庭生活、そして子供に要因があり、今日までその解消に向け、様々な努力をされ今後においても、継続して向き合っていかなければならない、重要な課題であります。
ここでの質問として、現状の不登校についての実態推移、また不登校の原因の兆候について、どんな判断をされ、どのように対処されているのか伺う。

(2) 次に2項目めは、特別な配慮を必要とする児童・生徒に対する支援についてですが、まずは、昨年11月議会の、医療的ケアを必要とする、児童・生徒に対する支援についての事業の、本年度予算計上に敬意を表します。
 ここでは藤枝市の特別支援教育体制について伺いますが、特別支援学級には知的学級、自閉・情緒学級、肢体学級に区分されておりますが、学校別に体制が整っていない不公平の現状にあるが、今後の取組について伺う。

(3) 次に、3項目めは、小中一貫教育の進捗状況についてですが、先行して取り組んだ、瀬戸谷地区に続き、広幡、大洲地区と進み、令和2年度は第2ステージへと進み、1中学校区に小学校が2校ある高洲地区、西益津地区、葉梨地区、岡部地区、の一貫教育がスタートします。
 小中連係ドリームプランが、高洲地区ではかなり充実している中でスタートしますが、大規模校の小中一貫教育の効果について、改めて伺う。

標題4:志太中央幹線と小川島田幹線事業の進捗状況について

 志太中央幹線と小川島田幹線は、共に昭和40年代に都市計画決定がなされているが、未だに事業着手がなされていない区間があります。
 特に南部地区ははばたき橋、東名スマートインターチェンジの開通により激増した自動車交通により、県道藤枝大井川線(田沼街道)を始めとする、市の南北路線において、渋滞と安全が深刻な問題となっており、早急な整備の必要性が高まっている。
 現在この事業については、早期供用に向けた勉強会を開催していると聞くが、どのように事業を進めているのか、 志太中央幹線,小川島田幹線の進捗の実情をそれぞれ伺う。

標題5:本市の水害対策と災害対応について

 昨年10月に本市に接近した台風19号の影響により、東日本を中心に140か所の河川堤防が決壊し、各地に甚大な被害を及ぼしました。
 本市においても幸いにも堤防が決壊するまでには至らなかったが、台風の接近と共に主要な河川の水位が上昇し、1800人余の市民が避難して、人的被害はないものの、家屋被害において床上浸水30件、床下浸水52件、土砂流入1件、屋根一部損壊22件等、大変な被害が各所で発生した。この水害災害対応について、下記2点について伺う。

(1) 市民が抱える水害リスクについて、現在公表している洪水ハザードマップによって、読み取ることができ、水害に対して備えることができるのか、伺う。

(2) 本市の暴風、豪雨、洪水、地震等の自然災害及び、火災で被害を受けた市民に対し、災害見舞金を付与する規定を平成15年4月より施行しているが、最大で5万円の額について、検討すべきと思うが、伺う。

標題6:「クリーンセンター」建設問題について

 クリーンセンターの整備事業について現在の予定では、令和4年度中の稼働となっておりますが、昨年12月23日に開催された、志太広域事務組合における組合議会臨時会において、管理者である北村市長よりクリーンセンター整備事業の進捗状況について報告がありましたが、その時点では静岡大学ほか地権者との用地補償の協議を進めているが、契約にはもうしばらくの時間を要することと、スケジュールの見直しをしているとのことでしたが、あれから2か月が経過しているが、その後の状況について下記4項目について伺う。

(1) 静岡大学との用地取得及び、物件補償の交渉状況について伺う。

(2) クリーンセンター建設に要する工期の考え方について伺う。

(3) クリーンセンター整備事業の完成時期について、伺う。

(4) クリーンセンター完成までの高柳清掃工場の安全性の確保について伺う。

メニュー