令和2年藤枝市議会定例会6月定例月議会
令和2年7月8日 (一般質問)
鈴木岳幸 (市民クラブ)
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(1) コロナ禍における生活困窮者への支援について
(2) 「新しい生活様式」による市民生活について
標題1:コロナ禍における生活困窮者への支援について
今回のこのコロナ禍において、多くの方が経済的な危機に見舞われ、とくにひとり親世帯や非正規雇用者など、生活基盤がもともとそれほど強くない方にとっては、生命の危機に瀕するほどの状況に追いやられる事もあります。この経済的危機はこれからもしばらくの間続く事も予想されており、早急な支援策が必要となっています。そこで、市の対応について、以下お尋ねします。
(1) 市内の生活困窮者の相談数や生活保護の申請者数、受給者数についてコロナ禍による影響はどうか、伺います。
(2) 生活保護の申請も、市への相談もしていないが、相当に困窮している世帯もあることは考えられるが、そのような方々への支援の方策は取られているか、伺います。
(3) 住まいを追われ、ネットカフェや車中泊でしのいでいる方もいるようですが、そのような方々への緊急的な対策はあるか、伺います。
(4) 市の予算で、市民への定額給付金などの措置をとることはできないか、伺います。
標題2:「新しい生活様式」による市民生活について
コロナ禍により、「新しい生活様式」が求められ、今までのような活動は大幅に転換せざるをえないようになりました。様々なイベントや市民活動が中止になり、市民の生活に不可欠な種々の施設も、閉鎖や廃止になる可能性もあり、大変に危惧されています。そこで、「新しい生活様式」によって、市民生活が影響を受ける様々な場面について、以下お尋ねいたします。
(1) 映画館や展示会、発表会等は、大幅に入場者を減らして開催するしかなく、主催者にとっては赤字となる公算が高まっていますが、市民の生活に潤いを与えるこのような様々な文化的な催し等について、補助や使用料の減免など、何らかの支援を行うことはできるか、伺います。
(2) スポーツ競技等は無観客での開催が多くなり、「新しい生活様式」でも入場者を大幅に制限せざるを得なく、経営状況については大変な危機が訪れています。選手にとっても練習場所や時間の制限などもあり、地元にプロサッカーチームも抱えるわが市にとっては、看過できない状況であります。様々な大会主催者や競技者に対して、どのような支援を行う事ができるか、また、市主催の大会等についてどう考えるか、伺います。
(3) 「新しい生活様式」では、飲食店では3密を避け対面をやめ、大皿をやめ、テイクアウトを利用するよう勧めています。買い物では、少人数で素早く計画的に、とのことです。これでは今後、藤枝市の景気は大減速が予想されますが、市内経済の活性化のため、プレミアムチケットやクーポンなどの直接的な景気刺激策を行う事ができるか、また、何らかの経済対策は考えているか、伺います。
(4) 市民の外出控え・受診控えにより、医療機関などの経営状況が危うくなるところもあると聞くが、市内でそのような事例はあるか、市民の生活に不可欠な医療機関が閉鎖されるような事態にならないような対策は行われているか、伺います。
(5) これから大水の時期を迎えるが、避難所は密集密閉空間で、「新しい生活様式」に最もそぐわないともいえます。今後、避難所における3密対策や、空調設備整備等はどのようになされるか、伺います。
(6) 「新しい生活様式」ではテレワークや時差通勤、オンライン会議などを行うようにとしているが、市内企業の実施状況はどうか、市職員の勤務には適用できるか、伺います。