令和2年藤枝市議会定例会11月定例月議会
令和2年12月3日 (一般質問)
鈴木岳幸 (市民クラブ)
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(1) 学校給食の運営について
標題1:学校給食の運営について
今年度に入り、コロナ禍により、子どもたちの学校生活には様々な影響が出ておりますが、その中でも、給食の時間は、コロナ前とは大きく様変わりし、対応に苦慮する現場の声が聞かれることがあります。
現在の給食の時間には、全員前を向いて座り、会話も禁止で黙って食べて黙って片づけるという、なんとも味気ないものとなっています。コロナ禍の中では仕方ない面もありますが、給食と言えば、本来は大変楽しい時間であり、おなかを満たすだけでなく、子どもたちの知識や社会性をはぐくむ上でも非常に重要な食育の場でもあります。
そこで、藤枝市の学校給食の運営について、以下お尋ねします。
(1) 本年は猛暑の8月にも給食の提供を行いましたが、その際の衛生上の安全性について。
@調理場の温度管理は適切になされているか、伺います。
A給食提供については、調理後2時間以内をめどに提供できるよう体制を組んでいるようですが、それは出来ているか。また食缶は二重食缶で適切な温度管理が安全上非常に重要となるが、その導入は進んでいるか伺います。
B真夏の冷房のない部屋の気温は時には40度以上にもなる事があるが、各校の給食室で子どもたちが給食を取りにくるまでの保管中に、衛生上安全に保管できているか、伺います。
(2) 施設や器具備品等の更新について。
@現在3カ所ある給食センターの更新はどのように考えているか、伺います。
Aすでに耐用年数を超えている器具備品の更新は、計画的に行われているか、伺います。
(3) 授業数が確保できないと言われるほど、ギリギリのカリキュラムの中、食事時間は十分に確保できているか、伺います。
(4) 人員は確保できているか。栄養教諭の職務の重要性は誰もが理解するところで、現状は6名で27校の指導を行っているが、人数は十分か。また、調理場の人員は不足していないか、正規職員の割合はどうか。飯缶提供になり、茶碗の洗い物がふえるなど、業務量が増加しているが、職員数はどのように推移しているか、伺います。
(5) 給食費の徴収は学校が行っているが、いわゆる「公会計化」して市が行う事は出来ないか。県内の他の市町では状況はどうなっているか、伺います。
(6) 地産地消の観点による、地域の食材の提供は進んでいるか、伺います。
(7) 今後、コロナの影響により、生活困窮世帯が増加する事が懸念されているが、困窮世帯に対する給食費の免除についてはどのように考えているか、近年の免除者数の推移と共に、伺います。