令和3年藤枝市議会定例会6月定例月議会
令和3年6月16日 (一般質問)
増田克彦
録画を再生
(1) 水上地区の開発の現状と今後の計画について
(2) 高齢者介護の現状と今後について
標題1:水上地区の開発の現状と今後の計画について
本市では、重点戦略事業の一つである「戦略的土地利用推進事業」として「将来に向けた新たな都市基盤を構築し、本市への定住拡大や付加価値の高い商業、産業等の更なる集積により広域求心力を高めるため、『水上地区』を『中心市街地と一体の広域都心エリア』に、『善左衛門・大東町地区』及び『上当間・下当間地区』を『新産業・交流誘導エリア』に位置付け、それぞれ早期事業化に向けて土地利用を推進する(重点戦略事業等取組状況調書から)」開発を計画しています。昨年度については新型コロナウイルス感染拡大の影響で「アフターコロナに対応したまちづくり」を念頭に計画の修正を余儀なくされたものと理解しています。ここでは、上記3地区のうち水上地区についての開発事業の現在の進展と、今後の計画について伺います。
[1] 土地利用構想を現在どのように考えているか、またアフターコロナ対応についてはどのように反映されるのか伺います。
[2] 早期事業化のための取組はどのように予定しているか、特に農振除外など土地利用に関する手続きの計画を伺います。
[3] 昨年度下期に開始した現地測量の進捗と測量におけるドローン活用のメリットを伺います。
[4] 一昨年の台風19号で氾濫があった、当該水上地区内の内瀬戸谷川の水害対策について、現状に対する対策とともに都市計画後の治水計画について伺います。
[5] 周辺地域を含む地域住民への現状の告知と、意向調査・合意形成の計画について伺います。
標題2:高齢者介護の現状と今後について
高齢化率が30%を超える現在、本市では医療・介護・予防・住まい・生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」がすでに稼働していて、高齢者福祉に大きく貢献しています。しかし高齢化が進むにつれ要支援・要介護認定者の増加による介護・医療費の増加や、認知症高齢者の増加、在宅医療ニーズの増大、家族介護者の負担等様々な課題が生じ、今後も持続可能な制度の確保が求められています。こうしたことを背景に、本市では令和3年度から5年度までを計画期間とする第8次の「ふじえだ介護・福祉ぷらん21」を策定しました。ここでは、この「ぷらん」を軸に、高齢者介護の現状と今後について伺います。
[1] 高齢の親と子供の二人暮らし世帯で、子供が親の認知症や介護が必要になっていることに気づかないといった事例があると聞いています。このような、本来支援を必要としているにもかかわらず支援に結びついていない世帯の掘り起こしと、その後の対応について伺います。
[2] 一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦世帯においては、身体が虚弱になった場合など、さまざまな生活上の支援を必要とする場合が少なくありません。これらの世帯への支援体制の現状を伺います。
[3] 認知症は早期発見が重要と言われています。先の質問に挙げたような世帯を含めて、市としての早期発見への取組を伺います。
[4] 介護と仕事の両立の困難から離職・転職を余儀なくされる例が少なくないようです。こういった方々に対するケア、また離職の予防についての取組を伺います。
[5] 安心すこやかセンター職員、ケアマネージャーは一人当たりの介護対象者が多く、人員が不足しているように感じられますが、市としての所感と対応を伺います。
[6] 出かけっCarなど、高齢者福祉に関する共助の動向について伺います。
[7] 介護予防についての取組と展望について伺います。