令和3年藤枝市議会定例会6月定例月議会
令和3年6月16日 (一般質問)
松嵜周一 (藤新会)
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(1) 行政のデジタル化推進について
(2) 新型コロナウイルスワクチンの接種について
標題1:行政のデジタル化推進について
現在、社会では急速なテンポでデジタル化が進んできています。一方、国及び自治体において、こうしたデジタル化への対応に遅れが見られるとして、制度や組織の在り方等を変革していくデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取り組みを進めようとしています。
この取り組みにあたり、令和2年12月に総務省が「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」を制定し、また、「デジタル・ガバメント実行計画」で具体的な推進方針が示されています。国としては、令和3年9月にデジタル庁を創設し、国全体のデジタル化を主導し、今後5年間で自治体のシステムも統一、標準化を図り、業務の効率化と住民サービスの向上を進めていくとしています。
これらの動きの中、本市は既に連動し行政のデジタル化に向けた取り組みがスタートしており、今後は加速度的にこの推進計画が進められていくことが考えられます。ついては、本市における現状と今後の取り組み方などについて、以下の項目について伺います。
(1) 第6次藤枝市総合計画の中に、「技術革新の進展」の項目内でデジタルガバメント、デジタル自治体の構築について取り上げております。国の方針では、今後5年間のスケジュールが組まれておりますが、本市の総括的受け止めと、今年度の取組み方針の概要について伺います。
(2) 組織改編で新設された「情報デジタル推進課」の今年度の主要な事業概要について伺います。
(3) 今年度、情報通信技術(ICT)の活用加速に向けて総合的な指南役として、「デジタル統括監」を民間から採用しましたが、その狙いと活用方針について伺います。
(4) マイナンバーカードについては、国として令和4年度末にはほぼ全国民に行き渡ることを目指すとしています。本市における普及状況と今後の普及促進計画について伺います。
標題2:新型コロナウイルスワクチンの接種について
昨年の年初から顕在化した新型コロナウイルス感染症は世界中に拡大しパンデミックとなり、現在日本でも第4波という猛威にさらされています。マスク・手洗い・三密回避など、感染予防に努力しているものの、ウイルスの変異もあり、なかなか収束という状況が見えてこない現状となっています。
感染症収束の特効薬として期待される待望していた新型コロナウイルスワクチンも、遅ればせながら接種という段階に入ってきました。国としては、高齢者(65歳以上)の接種希望者は7月末接種完了を目標としている中、現場対応している地方自治体では多くの課題を抱えながら何とか応えようと努力しているところです。
感染症収束に向けては、一刻でも早い集団免疫獲得に向けた状況をつくっていくことが最重要課題と考えます。
こうした中、本市としての新型コロナウイルスワクチン接種における推進状況など、以下の項目について伺います。
(1) 予約状況について
@ 接種該当者に向けた「接種クーポン券」の発送状況
A 接種希望者の申し込み状況(個別接種、集団接種別)
(2) 接種状況について
@ 医療従事者、高齢者、高齢者施設等の従事者の接種状況
A 接種当日のキャンセル発生状況
B 副反応発生状況
(3) ワクチン接種実績の管理手法について
(4) タクシーによる移動支援状況(集団接種の高齢者対象)について