平成24年11月定例会
平成24年12月3日 (一般質問)
杉山猛志 (藤新会)
1.教育日本一に寄与する図書行政について
2.資源ゴミ・可燃ゴミ・生ゴミの方向について
1.教育日本一に寄与する図書行政について
「ゆとり教育」から学力低下が指摘され、現在、学力向上が叫ばれる中、新学習指導要領が小・中学校で完全実施され、国を挙げて子供の教育に取り組んでおります。学ぶ力や豊かな創造力のある児童を育成することは、国だけの責任ではなく、家庭はもとより、地域、学校関係者が使命感を持って取り組まなければならない緊急の課題であります。
読書は、語学力・思考力や問題解決能力の向上のための手段として推進されています。本市に於いても、子供たちに将来の夢を託し、「教育日本一」を大きく掲げて、学校図書司書の全校配置、市立図書館や読み聞かせなどの各ボランティア組織の充実を図っていることは理解しておりますが、更なる実行力のある取り組みとするために、本市の「教育日本一」に寄与する図書行政の観点から質問をします。
(1)教育日本一に寄与する藤枝市の図書行政とは何か伺う。
(2)市内3か所の市立図書館が、生涯学習の分野でそれぞれ目指す姿をどう考えるか伺う。
(3)市立図書館と公民館や学校図書室の本の貸出し状況を伺う。
(4)市立図書館と公民館や学校図書との連携はどうか伺う。
(5)学力向上と豊かな創造力のある子供を育成するために果たす、学校図書の役割について伺う。
(6)図書館司書の全校配置(27校中14人)でどう変わったか伺う。
(7)ボランティアとして読み聞かせの実態はどうか伺う。
(8)本市の学校図書室で児童に沢山の本を読ませる推進策を伺う。
2.資源ゴミ・可燃ゴミ・生ゴミの方向について
家庭から出る燃やすごみの約6割は生ごみと言われている中で、環境問題である資源ゴミ・生ゴミは、再生可能な資源としての活用が確立され、資源ゴミは地域を挙げて分別収集に取り組んでいます。生ゴミは地域指定で当市が回収し、業者による堆肥化が進んで、今後の回収拡大が予定されています。また、再生可能なエネルギーとして国の補助事業にもなっているバイオマスの活用は、多方面より幅広く期待されています。これらの取り組みを行うことで、これから建設予定のクリーンセンターの施設規模をコンパクトにすることや、その他相乗効果を大いに期待するところであります。
しかし、ゴミ事情の変化により課題を抱えていることも事実であります。そこで、資源ゴミ・可燃ゴミ・生ゴミそれぞれの取り組み状況を把握し、バイオマス活用の可能性と今後の方向を伺います。
(1)近年の資源ゴミ・可燃ゴミ・生ゴミの分別収集の推移を伺う。
(2)資源ゴミ回収業者の参入状況を伺う。
(3)業者の参入がある中で今後の当市の資源ゴミ収集量予測を伺う。
(4)白藤・駿河台・藤岡地区等の生ゴミ回収実績を伺う。
(5)現状の堆肥生産量を伺う。
(6)生ゴミや木質系のバイオマスの実用化に向けて進度状況を伺う。
(7)これからの方向と課題解決策を伺う。