令和3年藤枝市議会定例会9月定例月議会
令和3年9月9日 (一般質問)
鈴木岳幸 (市民クラブ)
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(1) スポーツ振興とスポーツツーリズムについて
標題1:スポーツ振興とスポーツツーリズムについて
現在のコロナ禍の状況にあっては、多くのイベントが自粛、中止を余儀なくされており、スポーツの試合、大会、練習などもその影響を大きく受けています。本年に策定された、藤枝市スポーツ推進計画も、目標数値などについては達成困難な部分も出てくるかと思われます。
オリンピックも無観客開催となりましたが、視聴率の高さなどからもわかるように、市民の注目度は非常に高く、スポーツに興味を持つ人はこのような状況下でも大変に多くいるという印象を受けます。
スポーツの及ぼす効果は健康にも経済にも多大なものがあり、国ではスポーツ庁が『スポーツツーリズム』を提唱し、スポーツによる地域活性化を推し進めています。スポーツは成長産業であり、世界的に見ても今後拡大が確実視される市場であるため、自治体も積極的に関与していくべき分野です。
コロナ対策は当然に重要なもので、気を抜くことはできないことでありますが、それと同時に、市民の健康のためのスポーツをする機会の確保と、地域経済と交流人口拡大のためのスポーツイベントの誘致、開催などは、現時点でも進めて行くべき課題と言えます。そこで、関連する以下の点についてお尋ねします。
(1) 昨年からのコロナ禍により、場所の貸し出し不可や自粛要請などで、市民がスポーツを行う機会が大きく減少していると感じるがどう考えるか、今後の見通しはどうか、伺います。
(2) 本年は市主催の多くのスポーツイベントが中止となったが、来年以降に向けてはどう考えているか、伺います。
(3) スポーツツーリズムの観点から、新たな種目の大会や合宿などの誘致を積極的に進めるべきと考えるが、市の見解はどうか、伺います。
(4) スポーツ推進計画の中でも触れられている、スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことに関しては、スポーツ庁でもスポーツツーリズムに必要な三本柱ととらえているが、それぞれどの競技にどのように取り組む構想があるか、伺います。
(5) 特定の大会や種目にとらわれず、スポーツ全般に関わり幅広く地域活性化活動につなげる『地域スポーツコミッション』が全国で多く設立されているが、藤枝市との関わりはあるか。また、藤枝市内での設立はできないか、伺います。