令和3年藤枝市議会定例会11月定例月議会
令和3年12月3日 (一般質問)
川島美希子 (市民クラブ)
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(1) 企業主導型保育園が地域で目指す充実した子育て環境づくり
(2) ジェンダー平等を目指すための「男女共同参画第4次行動計画」について
標題1:企業主導型保育園が地域で目指す充実した子育て環境づくり
平成28年に待機児童の解消や、働き方の多様性に対応するために新設された、内閣府認定の制度である、「企業主導型保育園」は全国に広がりを見せています。
内閣府子ども子育て本部に伺ったところ、初年度平成28年は およそ800施設、それが令和2年度末には4448施設へと増加しています。
「企業主導型保育園」は多様な働き方に対応した保育サービスとして、仕事と子育ての両立を支援し、従業員の利用のみならず、地域の企業や近隣の住民も利用が出来ることにおいては地域の子育て環境の充実への貢献に多大な努力をしてくださっていることになります。
国も子育てしやすい環境づくりを模索する中、この「企業主導型保育園」は柔軟性がある新たな形の保育園として高く評価しています。
本市も少子化、人口減少という課題を抱えています。そのため様々な施策を取り入れ、子育て環境の充実を図られる中、「企業主導型保育園」への更なる支援が必要であると考えます。
そこで以下の質問をします。
(1) 全国的には拡大の基調にあると認識していますが、企業主導型保育園の本市での推移はどのような状況であると認識しているか伺います。
(2) 本市にある「企業主導型保育園」の現状の課題について伺います。
(3) 本市は、企業主導型保育園に対するサポート体制についてどのようにお考えですか伺います。
(4) 出産や子育てに希望の持てる環境の創造については更なる改善が多方面で必要であると思われますが、お考えを伺います。
標題2:ジェンダー平等を目指すための「男女共同参画第4次行動計画」について
国では1999年の「男女共同参画社会基本法」制定以降、様々な施策を打ち出してきました。2020年にはあらゆる分野の指導的地位に女性が占める割合が、少なくとも30%程度になるよう期待することを目標としていました。がいまだ30%の目標値に達しているところは少ないのが現状です。
先進国の中でも、日本のジェンダーギャップ指数は最低レベルを推移しています。そんな中、2015年には「女性活躍推進法」を制定し、「市町村推進計画」の策定に努めるよう定めました。
静岡県はというと、2001年「静岡県男女共同参画推進条例」を施行しました。
本市においては、1998年に「藤枝市男女共同参画プラン」を策定。2002年に「男女共同参画課」を設置、2007年には「藤枝市男女共同参画推進条例」を制定、とこれまでも積極的に男女共同参画推進事業に取り組んでいる事と思います。
そこで本市の男女格差を無くすべく、ジェンダー平等における施策について伺いたく、以下の質問をします。
(1) 本市の、地域の各分野における女性の占める割合を伺います。
(2) 「男女共同参画第3次行動計画」が本年まで実行されてきた中での、見えてきた課題はどのようなものがありますか伺います。
(3) 今まさに策定中である「男女共同参画第4次行動計画」において、重点項目や新規に盛り込むべき施策など今後の方向性を伺います。