令和4年藤枝市議会定例会9月定例月議会
令和4年9月9日 (一般質問)
大石心平 (藤新会)
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(1) オンラインヘルスケアアプリHELPOについて
標題1:オンラインヘルスケアアプリHELPOについて
本市の掲げる4K施策の内「健康」の部分、「健康・予防日本一」への取り組みの中のひとつとしてオンラインヘルスケアアプリHELPOの導入があるかと思います。HELPOは2020年10月から2021年2月までの実証実験を経て2021年度より自治体では初の本格導入となっており、市民であれば無料で利用できるようになっている事と24時間365日いつでもどこでもコロナに関する内容も含め、チャットにて身体や健康についての相談をする事が出来るサービスとして活用できます。本格導入前の実証実験の段階でもHELPOへの相談件数の約6割が平日の夕方17時以降や朝の9時以前といった本市の健康相談窓口の対応時間外である一方、健康相談窓口の問い合わせ数が減少していないという事は結果として相談総数の増加となっており、対面でない事や時間帯に囚われない事でこれまで潜在していたニーズを拾う事が出来ており市民の健康サポートに一役買っていると認識しています。
実際に自分も実証実験の段階からHELPO内の健康医療相談を利用させて頂いており、自分自身や家族が体調不良の際に病院に行くべきかどうかを判断する目安としても使用しております。
このコロナ禍に於いて本市の健康相談窓口や医療機関が逼迫する事に対しても、医療機関受診前の相談やオンライン診療の窓口として今後も有効に活用して頂きたいツールのひとつであると考えております。
このオンラインヘルスケアアプリHELPOの今後の活用やこれまでの利用状況などについて以下の4点について質問をさせて頂きます。
(1) HELPOは「ヘルスケアテクノロジーズ株式会社」との契約で利用しているサービスとの事ですが、当市との契約上での利用者数の上限及び現時点での実際の利用者数をお答え願います。
(2) 本市におけるHELPO利用者の年齢層や性別など今後の活用に有用であると思える数値を可能な範囲でお答え願います。
(3) 導入当初は子育て世帯など比較的若い世代に絞ってサービスの周知をおこなっていたとお聞きしておりますが、本年8月の半ば過ぎからは藤枝市の公式LINEのメッセージにもHELPOの案内文が多く見受けられるようになりました。また市内交流センターなどで行われているデジタルサポート事業のひとつにも「HELPOのダウンロード」があります。
これらはサービスを周知するターゲット層を若い世代へのアプローチという点からシフトしてきている事になるかと思いますが、この点について今後の展望をお答え願います。
(4) HELPOのサービスの中に「オンライン診療」がありますが、現時点で本市内の医療機関の対応状況はかなり低いようです。そもそもHELPO自体あくまでも民間の1団体によるサービスである事、現在新型コロナウイルス感染症の第7波の只中である事で難しいかとは思いますが、今後志太医師会などと連携の上オンライン診療についても拡充していくなどの展望はあるのか、お答え願います。