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質問通告内容

会議名

令和4年藤枝市議会定例会11月定例月議会

質問日

令和4年12月1日 (一般質問)

議員名

山本信行 (公明党)
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通告内容

(1) 大雨・洪水対策について

質問要旨

標題1:大雨・洪水対策について

 台風15号の影響により、2022年9月23日から東海地方を中心に大雨となりました。静岡県では記録的な大雨となり、人的被害(死者・行方不明者3名、軽傷1名)、住家被害(一部損壊7棟、床上浸水290棟、床下浸水583棟)が生じた。(9月24日14時現在・静岡県調べ)本市でも地滑りや床上浸水、床下浸水、道路の冠水などによる車両への被害など、甚大な被害を及ぼした。
 今回の豪雨による本市の状況と今後の対策について以下伺う。

(1) 今回の台風15号の影響を藤枝市として総合的にどのように分析しているか
 また、今後どの様な対策を講じていくか方向性を伺う。

(2) 今回の台風では、記録的短時間大雨情報が発表された。時間最大120oを超える雨量が各地で観測され、小川や水路、側溝などが溢れた。今後の対策について伺う。

(3) 市の災害対策本部が設置され、電話などで自治会長・町内会長へと情報伝達がされているが、市民への情報伝達についてどのようであったか課題を含めて伺う。

(4) 現在、住居の床上浸水被害を受けた世帯に対する災害見舞金の交付申請措置がとられているが、災害見舞金についての考え方と基準について伺う。

(5) 夜間に短時間で大雨が降り、車両被害も相次いだ。夜間であったため、高台への車両避難が遅れた事例や、地域に車両を避難させる場所が無い地域もある。
 店舗や企業の駐車場や、官地への車両の避難場所の確保について伺う。

(6) 私有地の山林などでも地滑り等が発生し、人的被害はなかったものの、復旧には多大な費用がかかり、高齢化率も高い地域では復旧もままならない世帯も多い。今後、通常の雨量でも大きな土砂崩れが発生しかねない私有地への対策について伺う。

(7) 個人宅の雨水貯留設備助成について、令和元年11月定例会にて質問し、全国の事例や、自治体から聞き取り調査を行い、検討を進めたいとのお答えであった。
藤枝市としての今後の方針を伺う。

(8) 今回の静岡市での災害を鑑みて災害時協力井戸の重要性は益々高まっている。本市における今後の災害時協力井戸の助成拡充について伺う。

(9) 今回の大雨で、多くの地域で市営住宅を含み床上・床下浸水が発生した。
 中には、毎年のように被害を被る地域もあり対策は欠かせないが、対策には時間も多額の費用も発生し、今なお住民の頭を悩ませ続けている。
 個人で出来る対策として、止水板や止水パネルの設置がある。こうした止水板や止水パネルの効果と助成について見解を伺う。

(10) 藤枝市では現在、自治会・町内会単位での自主防災会を中心に藤枝市地域防災指導員等が活躍をしていただいているが、防災知識の習得は大変重要な事前防災にもなる。
 市民のさらなる防災意識向上のため、組単位での指導員等の拡充や、講習会、自主防災会での防災士取得など、指導員等を増員する取り組みについて伺う。

(11) 今回の台風被害の直前、生活困窮の方より、テレビが壊れ、買い換える余裕がないとのご相談をいただいた。台風など、災害準備に必要な重要情報を得られる情報源を失うことは重要な課題であると感じた。こうした生活困窮者への支援について伺う。

(12) 仙台市で開催された第3回国連防災世界会議で「仙台防災枠組2015−2030」が定められ、誰も置き去りにしないインクルーシブ防災の考え方が提唱された。
 障がい者や高齢者など、安全な場所での居住や、早期避難支援、福祉避難所整備など災害時にもダイバ−シティを尊重した取組みが急務となっている。本市の今後の取り組みについて伺う。

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