令和4年藤枝市議会定例会11月定例月議会
令和4年12月1日 (一般質問)
小林和彦 (藤新会)
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(1) 通園バスの安全確保の対策について
(2) 消防団のあり方について
標題1:通園バスの安全確保の対策について
昨年7月福岡県中間市の保育園で同様の死亡事件が発生し、送迎バスの送迎時の安全管理を徹底するよう指導されていたにもかかわらず、今回牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で園児が送迎バス内に置き去りにされ、死亡する事故が発生しました。
県が年1回実施する一般監査には、バスの安全管理を確認する項目が設けられていたが、口頭の調査にとどまっており、2022年度からは指導項目を追加したチェックシ−トを作成したが、同園の監査は未実施で問題点が十分に指導されていなかった可能性があることが明らかになりました。
そこで、送迎バスの安全確保について以下4点について伺います。
1.認定こども園をはじめ保育施設等の送迎バスの運行形態(直営・委託)を把握しているか伺います。
2.あの事故の後、安全管理の全国一斉点検が行なわれましたが、本市の結果について伺います。
3.国や県が保育施設に対し、送迎バスに係わる安全管理の徹底・強化を図っている中で、本市として、どんな対応がされたのか伺います。
4.来年4月から送迎バスの安全装置の設置が義務化されますが、再発防止に向けて市として安全確保の対策を実施される考えはあるのか伺います。
標題2:消防団のあり方について
消防団の歴史は古く、江戸時代、八代将軍吉宗が,江戸南町奉行の越前守に命じ、町組織としての火消組が組織されたのが、今日の消防団の前身であるといわれています。
消防団は普段は様々な仕事に就いている人たちが、火災・風水害・震災時に消防団員となり消防活動を行なう非常勤の公務員として条例、規則等で定められており、その地域に住んでいる住民であるからこそ、分かることがあり、混乱した災害の場においては、その貴重な情報が生かされると言われています。
そこで、今日の消防団のあり方について、以下について伺います。
1.今回の台風15号の際、消防団はどのような活動(出動)をされたのか伺います。
2.消防団不足が指摘されていますが現状と、各分団の定数と団員数について伺います。
3.団員の中には、通称幽霊団員がいると言われていますが、その実状について伺います。
4.消防団員には報酬が支払われていますが、個人には年間どの程度の金額が支給されているのか、退職金も含め伺います。
5.消防団員は消防互助年金に加入することができますが、その加入の現状について伺います。
6.消防団員には市の職員も入団されており、団員不足が指摘されている昨今、大変ありがたい事だと思いますが、ある分団では分団長を市の職員がされていますが、これを好ましいと思うか伺います。
7.入団の資格条件と消防団員のあるべき姿について伺います。