令和5年6月藤枝市議会定例月議会
令和5年6月13日 (一般質問)
山本信行 (公明党)
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(1) 上水道事業について
(2) 本市の地域コミュニティとデジタル化推進について
標題1:上水道事業について
本市では、「藤枝市水道事業基本計画・経営戦略2020〜2030」に基づき、効率的で健全な財政運営を目指し、包括的な管路維持管理業務委託の実施や老朽管及び基幹管路を中心とした適切な更新・耐震化を推進するなど、安全で安定した水道水の供給に努めている。
昨今の水道事業は、人口減少社会の到来による水需要の減少や管路等の更新費用の増加により、将来に渡り厳しい経営状態が続くことが危惧され、水道事業をとりまく環境は厳しさを増しております。
過日、市民より相談を受けたことから、本市の上水道について以下伺います。
(1) 藤枝市の給水区域内で未給水はどのくらいあるか伺います。
(2) 現在、井戸を使用し、新たに上水道が給水されるところには、井戸の活用についても考慮することが重要と思いますが、井戸の活用について伺います。
(3) 上水道と下水道との区域違いの考え方を伺います。
(4) 未給水への啓発はどのようにされているのか伺います。
標題2:本市の地域コミュニティとデジタル化推進について
現在、人口減少と高齢化により、自治会等の地域住民の支え合いによる組織が弱体化し、地域コミュニティを維持することが難しくなっているように思います。
核家族化が進み、家族の支え合いの機能が低下し孤独や孤立の問題も深刻化し、非正規雇用の増加等により、職場での家族的な繋がりも薄れるなど、私たちを取り巻く社会環境が急激に変化する中で、安全に安心して暮らせる地域を守る自治会等の役割は非常に大きいと思います。
地域コミュニティの活性化を図り、デジタル化を推進することにより本市の地域力の向上と、防災力の向上にも寄与していくものと考え以下伺います。
(1) 今日の自治会等の地域コミュニティの現状について、どのような認識を持っているのか、また、地域コミュニティを維持するための支援の必要性について、どの様に考えているのか伺います。
(2) 現在、人口が減少し、高齢化が進む地域では、自治会等の役員として働ける方も少なくなる中で、今後地域コミュニティの維持を心配する声も聞こえています。
これからは、デジタル技術を活用して、住民同士の情報交換の場を創設したり、持ち回りの回覧板を電子回覧板に移行したり、広域的に活動している様々な事業主体と地域住民の情報交換の場を開設したりと、柔軟で多様な連携を可能にする自治会等のデジタル化を進める必要があると思います。
そこで、自治会等のデジタル化など、デジタル技術を活用しての地域コミュニティの再構築について、どの様に考えているのか、また具体的にどの様な取り組みを進めていくのか伺います。
(3) 高齢者の人口比率は高止まりし、中でも75歳以上の人口比率が増え続ける中で、今後は、地域コミュニティの担い手を、自治会等に限定する必要はなく、学校や子ども食堂、NPOや企業など、多様な人材や組織が柔軟に連携する中で、安全に安心して暮らせる共助のしくみを構築することも必要かと思いますが、見解を伺います。
(4) 市役所では、5月16日「生成AI」を業務に役立てようと、職員を対象とした研修会ChatGPTの研修会を行ったと報道された。
体験講習会は、ChatGPTが市役所の業務に生かせるかどうか、それぞれの課で検証を進めるため開かれ、講習会には、およそ100人の職員が参加し、メリットや注意点、禁止事項などを確認されたと伺いました。
ChatGPTは、人工知能・AIを使って自然な会話ができるチャットサービスで、去年11月の公開以降、世界的な話題となっています。
市役所で取り組む、メリットや課題など伺います。
(5) 今後のChatGPTの活用について伺います。
(6) 目の不自由な方はもちろん、お年寄りにとっても「読む」ことは重労働です。また、日本に住む外国人も、見知らぬ文字に囲まれ、不安な毎日を送っている方もいるかと思います。
Uni-Voiceコードにスマホをかざすだけで、印刷物の内容を読み上げてくれるスマートフォン等モバイル向けのアプリで、目の不自由な方、お年寄りへの音声通知だけではなく、多言語にも対応しています。
ねんきん定期便、マイナンバー通知カードといった通知物から、観光地での多言語対応や防災まで、様々な場面で活躍しており、各市町で活用されるなど大変注目を集めている音声コード Uni-Voiceの活用についての見解を伺います。