令和5年6月藤枝市議会定例月議会
令和5年6月13日 (一般質問)
遠藤久仁雄 (藤のまち未来)
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(1) ハンセン病から多くを学ぶことができる私たち藤枝市民
標題1:ハンセン病から多くを学ぶことができる私たち藤枝市民
私は、2年前の6月議会で、郷土の俳人「村越化石」を中心にハンセン病に関しての一般質問を行ったが、その質問は以下のようなものであった。
@市主催の「村越化石俳句大会」の現状とその成果について。
A玉露の里に建立されている化石さんの句碑の展示のあり方について。
B化石さんを収録した市制作DVD「心眼」を視聴した子どもたちの反応は。
C2022年の「村越化石生誕100周年記念事業」の計画について。
D本市でのコロナ罹患者に対する、いわれなきデマや偏見、差別について。
E本市出身の元ハンセン病患者である「山内きみ江さん」ご夫妻を収録した映画「凱歌(がいか)」の、市内での上映実現について。
そしてこの中でも特に@CEについては、市当局の働きかけにより大きな成果が出たものと、感謝しています。
人権、特にハンセン病に対する本市の姿勢は他市をリードしており、県を始めとする各種団体から高い評価を受けていることを申し添えます。この開かれたまち「ふじえだ」の更なる高みを願い、以下の質問をいたします。
1 東京都東村山市の「国立ハンセン病資料館」では、7月23日から8月11日までの間、「村越化石展」が初めて開催される。そしてこの資料館での企画展には、藤枝市がこの1月に本市文学館で開催した「村越化石展」に際し作成したパネルや俳句の短冊・解説等がそのまま展示される。東京で大勢の方々にご覧いただく機会を得ることになった意義について伺う。
2 村越化石俳句大会の今後の在り方について、どのようにお考えか伺う。
3 来年(2024年)は「村越化石没後10周年」となる。昨年の生誕100周年に引き続いて気運を盛り上げたいと願うが、市の考えを伺う。
4 化石さんの資料をさらに掘り起したり、保存するのは今でしょう。これについて市はどのようなお考えをお持ちか伺う。
5 化石さんは藤枝市民にとって大変身近な存在であるし、立派で尊敬できる人です。私たちは化石さんの生き方から多くを学ばせてもらうことができます。特に未来を生きる子どもたちには多くを知ってもらいたいと願うが、これに関する見解を伺う。