令和5年11月藤枝市議会定例月議会
令和5年11月29日 (一般質問)
岡村好男 (藤のまち未来)
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(1) 北村市政4期16年の総括と今後の市政経営について
標題1:北村市政4期16年の総括と今後の市政経営について
早いもので本年度は北村市政がスタートして16年、4期目の最終年度となります。平成20年の市長就任当初、自ら掲げた2点の行政理念、
1点目は「行政は結果がすべて。結果が出なかったら責任を取る」、
2点目は「トップ自ら動き、積極的に市民の声に、耳を傾ける」、
この初心の強い志、そして市長自らのリーダーシップと、職員の人材を育成し伸ばし、バランス感のある市政経営によって、この16年間、藤枝市政は類をみない大きな発展を遂げ、まち全体が日々力強く活気づいてきたことは、私だけでなく、多くの市民の皆さんが実感していると思います。
市長が1期目で掲げた「4つのK」の重点施策、市民の暮らしに密着した「健康」・「教育」・「環境」・そして「危機管理」の、着実かつ継続的な推進、またこの4期目の政策提言(マニフェスト)として掲げた「安心できる暮らしと、活力あるまちづくり!」の実現に向け、「第6次総合計画」による全世代型の教育環境づくりや、高齢者に寄り添う数々の生活支援策、圏域随一の高度医療の提供、更には全国に先駆けた総合計画と一体の、「土地利用構想」に基づく市内各地でのまちづくりの着手等々、今や、いろんな角度から、注目される都市となったといっても過言ではありません。
それでは通告に従いまして、標題北村市政4期16年の総括と今後の市政経営について伺います
1.初めに、北村市政4期16年の総括について4点伺います。
@北村市政では、最重要課題とした、市の安定した財政基盤の確立と、市立総合病院の経営健全化に取り組んできました。そこでこの16年間の改善効果を具体的に伺う。
A北村市長は4期目の就任にあたり「安心できる暮らしと、活力あるまちづくり!」の実現に向けた「新たな時代の課題への取組」として、5つの施策の展開を図られた。ここではその最初に掲げる課題である「高齢者が暮らしやすく・女性が安心して出産・育児、活躍できる環境整備」について取り組んだ「高齢者対策」と「少子化対策」のそれぞれの代表的な事業実績と評価を伺う。
B北村市政においては、地方創生への先駆的な取組が全国から注目を浴びており、特に今般のコロナ禍により国を挙げてデジタル化が進む前から「ICTを活用したまちづくり」にいち早く着手し、「安心できる暮らし」の環境づくりを進めてきた。その成果と現状、今後の展望を伺う。
C北村市長は4期目に当たり、「活力あるまちづくり」に向けて、「産業基盤である農業政策、工業政策、商業政策」を推進するとともに、千客万来の魅力的な街づくりを推進するとして、「産業づくり」にも重点を置いてきた。この成果と現状、今後を見据えた中での取組について伺う。
2.今後の市政経営と決意を伺う。
今、本市は、第6次総合計画のスタートから3年を経過し、まちの核となる中心市街地、旧市街地の新たな活性化計画が動き始めている。加えて、国道1号線バイパス4車線化等のインフラの充実を見据えた高田地区に次ぐ新たな産業拠点づくりや東名、新東名のインターチェンジ周辺の土地利用、そしてクリーンセンター建設等の大型事業も展開されている。
一方で少子高齢化、人口減少時代を迎え閉塞感が漂う中であるが、常々市長の発言にもある、10年先20年先を見据えた持続可能で希望のもてるまちづくりの「礎」を創る、まさにピンチをチャンスに変える時が、到来している。
こうした大きな転換期を前にして引き続き市政の舵取りを、そして藤枝市の更なる発展をお願いし、北村市長の5期目に向けて応援する立場から、今後の市政経営を含めて決意を伺う。