令和5年11月藤枝市議会定例月議会
令和5年12月1日 (一般質問)
平井登 (藤のまち未来)
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(1) 藤枝MYFCのJ1昇格を見据えた環境整備について
標題1:藤枝MYFCのJ1昇格を見据えた環境整備について
藤枝MYFCの今シーズンが終わりました。超攻撃的サッカーを掲げ体現する中、感動的な試合がいくつもあり市民を魅了させてくれました。最終的には22チーム中12位という中位の結果を出し、目指すJ1昇格圏内の6位以内にランクアップすることは、決して夢ではないと確信しました。
11月12日の最終戦は、残念ながら勝てませんでしたが試合終了後に行われたセレモニーで、MYFCの社長、監督、キャプテンからファンの皆様に対しこの一年間の応援へのお礼のあいさつがありました。それぞれの立場で、J2昇格一年目の感激とやり甲斐、その一方にある事業運営の難しさや大活躍する選手のJ1への移籍、そして選手補強の課題、さらには来シーズンに向けての力強い意思表明など、熱く心のこもった言葉を聞くことができ感銘いたしました。ホーム側芝生スタンドを席巻するMYFCサポーターも開幕戦の時に比べ2倍以上に増え最終戦、セレモニーの時も一杯でしたが、間違いなくファンは増えていて応援も団結力と華やかさに磨きがかかっていました。
9月にJ1ライセンスを取得されたことで、選手のモチベーションは上がり、市民の関心や期待感もさらに高まっています。蹴球都市100年の節目を来年迎えますが、未来に向かって躍動しなければならないサッカーのまち藤枝の今後について、藤枝MYFCの今シーズンの観客動員数及び受入状況を振り返りながらJ1昇格に備えた環境整備の在り方とご見解を、北村市長、担当部長に伺います。
(1) J2昇格一年目のホームゲーム(21試合)における観客動員数について、平均観客数・最多観客数・最少観客数を伺います。
(2) 総合運動公園駐車場及び「軒先パーキング」の利用状況を伺います。
(3) 「シャトルバス」「団体バス・貸切ツアーバス」等の利用・運行状況を伺います。
(4) ホームゲーム開催時には、駐車場確保のため陸上競技場、野球場、スケートパーク、グラウンドゴルフ場の利用はできないようです。総合運動公園としての役割・機能に支障をきたしていることになりますが、改善に向けての考えを伺います。
(5) 完成が近い屋根付きバックスタンド(4,062席)の実現にともない駐車場不足はいよいよ深刻になると想像できますが、今年度のホームゲーム入場者数と駐車場の状況を踏まえて来年度はどう対策されるのか伺います。
(6) 本年2月議会で質問しましたサッカースタジアムのネーミングライツについて、公募のタイミングなど、その後の検討状況を伺います。
(7) J1ライセンス取得にともない必要となる施設整備については、例外規定が適用されますが、蹴球都市にふさわしいスタジアム及び専用練習場等の整備について以下3点伺います。
@観客数15,000人収容のスタジアム整備については、昇格後5年以内に着工しなければなりません。普通に考えられるのは両ゴール裏の芝生席の改修かと思いますが、どのようなプラン、着工時期を考えられているのか伺います。
A観客収容数がJ2仕様(10,000人)より1.5倍に膨れ上がりますが駐車場の確保や交通インフラ等について、どのように対策・整備されていくのか伺います。
B天然芝の専用練習場とクラブハウスの併設は、昇格後3年以内に完成しなければなりません。現在検討されている候補地について、MYFC側の意向・考えと本市の考え・支援について、スタジアムとの距離、土地取得、地域合意形成、整備費用等々、立脚点の相違や双方の資金面の課題もあり相当に悩まされていると推察しますが今後どのように調整され具体化していくのか伺います。