令和6年9月藤枝市議会定例月議会
令和6年9月10日 (一般質問)
多田晃 (藤新会)
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(1) 蓮華寺池の水質を浄化し、さらに人気の公園へ
標題1:蓮華寺池の水質を浄化し、さらに人気の公園へ
「ふじえだ東海道まちあるき」の説明によりますと、(池と周囲の山々が織り成す自然や景観の美しさが人気の「蓮華寺池公園」。特に、公園の中心となっている周囲約1.5km、広さ4.8haの大きな池は、古くからそこにあるかのような存在感を放っていますが、実はこの池は、今から400余年前に人の手によって造られた人工池なのです。当時、付近の村々では、瀬戸川から水を引いて農業を行っていましたが、用水の末端部に位置する五十海・市部村は水の確保に大変苦慮していました。二つの村は農業用水を確保するため、現在の公園周辺を村域としていた若王子村と共同で、慶長15(1610)年から3年の歳月をかけて、若王子村の一部の田畑をつぶして堤を築き、ため池を築造しました。この「ため池」が現在の『蓮華寺池』です。)と書かれております。
実に400年を超す人工池でありますが、周辺を含めた蓮華寺池公園は今では藤枝市のシンボルとして市内だけでなく、市外・県外からも多くの方が訪れる人気のスポットでございます。私も大好きな蓮華寺池公園ですが、気になる点がひとつございます。それは蓮華寺池の水質でございます。池の水質汚濁の原因は、落ち葉や植物の残骸、動物や魚などの糞といった有機物の堆積、窒素やリンなどの栄養過多、気温の影響、酸素不足などがあります。元々農業用水のため池ですから水の循環が基本的に無いことは承知の上で、この池の水が少しでも浄化出来ないかという思いで質問させていただきます。
(1) 蓮華寺池の水質については毎年検査をしておりますが、直近の傾向はどの様なものか(ここ5年くらい)伺います。
(2) 現在、本市が行っている水質改善の取り組みや効果について伺います。
(3) 蓮の葉は、池を覆い水温の上昇を抑える効果があるが、冬には枯れた蓮が池に堆積してしまいます。実際に池の西側は堆積物で池が狭まっているが、本市は今後水質も含めどの様に考えるか、伺います。