令和6年9月藤枝市議会定例月議会
令和6年9月11日 (一般質問)
岡村好男 (藤のまち未来)
録画を再生
(1) 大井川焼津藤枝スマートIC周辺のまちづくりについて
(2) 市役所業務等のペーパーレス化の進め方について
標題1:大井川焼津藤枝スマートIC周辺のまちづくりについて
平成28年3月に地域の悲願として供用開始した東名高速道路の大井川焼津藤枝スマートICは、以来、全国のスマートICの中でも有数の利用台数を誇り、地域発展のインフラとして大きな役割を果たしています。
このスマートICは、藤枝市、焼津市の地域住民や経済界、そして行政・議会が一体となって平成19年から研究や立地促進を進めたものであり、それが今や大きな効果を発揮していることを、本当に誇らしく思います。
現在、当時と社会環境は大きく変わっておりますが、企業活動を呼び込むための役割は益々高まっているものと考えます。
私は、令和2年の9月定例月議会で、このスマートIC周辺のまちづくりについて質問をいたしました。
当時は本市、そして焼津市においてもまちづくりに向けて取り組みが進められていましたが、その後のコロナ禍を経て、現在はどのような状況になっているのか、改めて地域の将来に期待し、以下3点伺います。
(1) 本市で進められている市長が度々発言する大洲構想、そして新産業拠点である善左衛門地区のまちづくりの内容と、現在の状況を伺います。
(2) 令和2年当時、焼津市でも区画整理事業に向けたまちづくりが検討されており、焼津市との広域調整について質問しましたが、こちらもその後の状況について伺います。
(3) スマートICは、焼津市とともに周辺全体の経済発展に向けて立地促進を図ったものであるが、今後それをどのように広域的に都市政策として実現させていくのか考えを伺う。
標題2:市役所業務等のペーパーレス化の進め方について
藤枝市においては、北村市長が先頭に立ち、他市に先駆けてICT、デジタル活用を積極的に進めるとともに、これと併せて地区交流センター等にデジタル支援員を配置し、高齢者などのデジタル弱者に対するサポートも重点的に進められました。まさに、北村市長が重視する「市民目線」の取り組みであると評価いたします。
本年2月定例月議会では、私ども藤のまち未来の川島議員の一般質問に対し、令和7年度から市役所業務のデジタル化にも着手し、ペーパーレス化を一層推進する旨の答弁がありました。
市役所における各種市民サービスのデジタル化が進む中で、今後益々、これと整合を取った業務改革や、業務のスリム化による職員の働き方改革などが求められると思います。そこで、今後のデジタル化、ペーパーレス化の進め方について、以下3点伺います。
(1) 今後の市役所業務のペーパーレス化について、その目的や求める成果、具体の年次予定と目標について、具体的に伺います。
(2) ペーパーレス化の重要性は理解しますが、一方でその推進に当たっては、市民サービスのデジタル化同様、「職員目線」での負担軽減やサポートが必要になると考えます。この点について、どのようにバランスを取りながら進めていくのか、具体の対応について伺います。
(3) 今後においては、「広報ふじえだ」などの市民サービスにおいても、さらにペーパーレス化が進むものと考えますが、誰もが円滑にこれに対応するのは大変難しく、「市民目線」の行政とはかけ離れていくことも危惧されます。そこで、今後、藤枝市としてどのような方向性を持ってデジタル、ペーパーレスのサービスやまちづくりを進めるのか、具体の考えを伺います。