令和6年11月藤枝市議会定例月議会
令和6年12月4日 (一般質問)
山川智己 (藤新会)
(1) 公立病院経営強化プランについて
標題1:公立病院経営強化プランについて
藤枝市立総合病院は、令和3年3月に第3次中期経営計画を策定したが、その後、令和4年3月29日に総務省自治財政局長より通知された「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」や、県の「第8次静岡県保健医療計画〈中間見直し〉」との整合性を図ることから、第3次中期経営計画を公立病院経営強化プランとして本年2月に改訂している。
従来から問題とされている医師・看護師等の不足や人口減少・少子高齢化に伴う医療環境の変化に加え、限られた医師・看護師等の医療資源を地域全体で活用するということが重視され、また、4月1日から開始された医師の働き方改革に伴う様々な対応を行うことが藤枝市立総合病院にも求められている。
こうした大きな変革期の中、志太榛原医療圏において中核を担う藤枝市立総合病院に求められる役割と、公立病院経営強化プランの計画期間を折り返したこれからの展望について、以下の4点について伺う。
(1)藤枝市立総合病院における医師の働き方改革や人材の確保の状況と、今後における取り組みや課題について伺う。
(2)「(仮称)藤枝市家庭医療センター」や地域医療連携の推進等、地域医療構想の今後における具体的な取り組みと展開について伺う。
(3)これまで取り組まれてきた「高度ながん医療の提供体制」や「救命救急センター」のこれからについて伺う。
(4)医療環境の変化に伴う困難な経営状況の中で、藤枝市立総合病院としての今後の病院経営の方針と、志太榛原医療圏における藤枝市立総合病院のこれからの役割と在り方について伺う。