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質問通告内容

会議名

令和6年11月藤枝市議会定例月議会

質問日

令和6年12月5日 (一般質問)

議員名

山本信行 (公明党)

通告内容

(1) GIGAスクール端末について
(2) 学校看護師について

質問要旨

標題1:GIGAスクール端末について

 GIGAスクール構想は、2019年12月に文部科学省が補正予算を計上したことにはじまり、児童生徒に配備した一人一台の端末を活用し、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、子供たち一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力を一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する構想である。翌2020年の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全国で休校が相次ぐ中、国は子どもたちの学びの機会を保障するため、急速に全国に普及させました。本年8月現在では、全国で950万台のGIGAスクール端末が配備されています。今後、これらの端末が順次更新時期を迎えていきます。
 本市のGIGAスクール端末の取り組みについて以下伺います。

(1)全国的にもGIGAスクール端末が更新の時期を迎えていますが、本市の更新スケジュールを伺います。

(2)新たに調達する端末台数及び廃棄端末台数の見込みについて伺います。

(3)新たな端末は、どのような視点に基づき調達する見込みか伺います。

(4)児童生徒が使用してきた端末には、個人情報が保存されている可能性があることから、端末を処分する際には、個人情報を含めて全ての情報を消去する必要があると考えるが、見解とその手法について伺います。

(5)端末を廃棄する場合、SDGsの観点から資源として再利用することが望ましい。そのためには、本市の環境部門と教育部門、また実際に処分を担当する事業者等の間で、密な連携を図る必要があると考えますが、その対応策について伺います。

(6)基礎自治体の財政は厳しさを増す中、今後国が求める基準の端末等整備には、多額の費用がかかると思いますが、GIGAスクールに関連する整備事業に必要な経費の確保について、本市の考えを伺います。

標題2:学校看護師について

 近年、医療的ケアが日常的に必要な児童生徒等が増加している事を踏まえ、学校看護師を継続して安定的に勤務できる体制を整備し、医療的ケア児の状態に応じた適切な配置を各学校に行うことが求められています。誰もが安心して学校生活を送ることができる環境を整えることが必要であると考え、以下の点について伺います。

(1)医療的ケア児への対応の必要性について、見解を伺います。

(2)現在、市内に医療的ケアを受けている児童生徒の人数及び、学校看護師の配置状況について伺います。

(3)医療的ケアを必要とする児童生徒が、現在学校看護師が配置されていない学校に入学する場合の対応について市の見解を伺います。

(4)医療的ケアを行うことができる方は、看護師の資格を有する方に限られるため、人材確保のためには医師会や看護師会、県教育委員会などとの連携が必要と考えますが、現在の対応状況について伺います。

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