令和7年6月藤枝市議会定例月議会
令和7年6月10日 (一般質問)
油井和行 (藤新会)
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(1) 小中学校のいじめ問題について
標題1:小中学校のいじめ問題について
いじめの問題は早期に解決しなければならない課題の一つですが、年代・背景それぞれ一件一件デリケートに対応しなければなりません。
本市の教育に対する取組みについて個人的には大きな評価をしています。児童生徒、教師、学校施設等それぞれに対してバランスよく手を掛け「教育日本一」に取組む姿勢を止めることなく続ける本市ではありますが、「いじめ」を無くすことは出来ていません。永遠の課題ともいえるいじめ問題ですが、早期発見・早期対応の一助になればとの思いから質問致します。
(1)小学校におけるいじめ問題について
@近年小学校における「いじめ」の認知件数が急増しているが、その要因について伺う。
A事案の傾向と学校側の対応について伺う。
B文部科学省が謳う『学校におけるいじめ問題に関する基本的認識と取組ポイント』というものがあるが、これを基に本市でもいじめ対策を各学校で行っているものと思います。
早期解決に向けた取組について伺う。
C低学年におけるいじめ件数が多いのは依然変わりがない中で、本市が取組む幼保こ小との連携が、いじめの早期発見・抑止にも繋がればと期待しています。低年齢化するいじめ問題の解消に向けた小学校での取組について伺う。
(2)中学校におけるいじめ問題について
思春期で心と体のバランスがとりにくい世代で、いじめの内容も小学生とは違い表面化しづらい状況にあります。
3つの特徴として、「組織化(階級制度)」、「SNS・ネット」、「見えにくい(大人の前では仲良しを偽る、次は自分かもという不安)」など小学生のいじめに比べて大きく違います。
@本市におけるいじめ案件で目に見えない階級制度の存在について認識・把握について伺う。
Aいじめを行った生徒といじめられた生徒、どちらにも心のケアが必要であるが、本市の対応と再発防止・未然防止に向けた取組を伺う。
Bいじめを行う生徒の心の問題のなかには、家庭環境が関わっているものもあると考えられています。親(保護者)・家庭に対する対応について伺う。